さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

干支の話≪巳≫

2009年08月31日 15時27分00秒 | 十二支の話

 

【 巳・蛇の文字の語源 】 

 

「巳」・・ヘビの象形文字。“”はへミ、つまりヘビの略。

上の「口」は蛇の頭ととぐろを巻いたさまを、

下の「乚」は胴と尾

といった具合に、文字自体が蛇を表している。 

説文学でいうと、今まで冬眠していたヘビが

春になって新しい地上活動をすることを意味している。

 

「巳」・・・十二支の第6番目

 

〔方角〕   南南東

〔時刻〕 午前10時(または午前9時~午前11時の間)

は音読みは“”。

草木の繁茂の勢いが極まって静止の状態を表す

もので、万物がすでに盛りを過ぎて、

これからは実を結ぶ時期にあることを意味している。

 また、

巳は頭とからだができかけた胎児ににているところから、

植物の芽が子房の中に芽ぐみ始めることとする説もある。

 

「蛇」・・・左は虫偏で、これも虫の象形文字

右半分もヘビそのものの象形。 

 

 

 巳と記された我が国の最古例は、

正倉院文書の大宝二年(702)以降の戸籍簿に見られる。

 

 

 『十二支のE~話』『(続)十二支のE~話』

 戸出 武著 参照  

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