さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

干支の話≪午≫

2009年08月31日 20時40分40秒 | 十二支の話

 

【 午・馬の文字の語源 】 

  

「午」は音読みで“ゴ”。

意味・・・杵で穀物を搗く音(許〈こ〉)と関係がある。

 

『説文解字』に「午は牾(さから)うなり。

5月には陰気陽に牾(ご)逆して地を冒して出づるなり。」

とあるように、「午」の上の形は地表をあらわし、

下の「十」の横一は陽気、

縦1は陰気が下から突き上げて地表に出ようとする象形文字

で、午は杵なり「そむく」「さからう」の意味になる。

 

交互になる、の意味から陰陽の交差する「うま」の意味

があるとも言われ、十二進法では前半が終わり後半が始まる

位置にあって、前後の交差する数のことを午(ご)という。 

 午(ご)は陰が陽に逆らって頭をもたげ、

盛りから衰え始める時点を示す。

 

「午」・・・十二支の第7番目

 

〔方角〕   南

〔時刻〕 昼の12時(または午前11時~午後1時の間)

 

「馬」・・・上半分は馬の“頭とたてがみ”を、下の

       4つの点は“四本の足”を表す象形文字

“うま”と発音するのは、朝鮮語の“マル”と同源ではないかと

言われている。また、「馬」の字音による語という説もある。

 

 

 

馬偏に属する文字は520文字もあるが、

一般に使用されているのはそのうちの40字程度にすぎない。 

 

 

 『十二支のE~話』『(続)十二支のE~話』

 戸出 武著 参照  

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