歩道について
神奈川県に引越してきて有り難いと思ったのは、歩道がきちんと整備されていることで、
とても歩きやすいです。
また、ドライバーのマナーも良く、横断歩道前で立っていると、停車して下さる方が多いです。
(本当にありがとうございます。)
という訳で、横浜市金沢区(神奈川県)は、ウォーキングするには非常に良い環境で、
帽子をかぶり、リュックを背負って散策している人をよく見かけます。
今回の散策コースも基本、安心して歩けるのですが、
1カ所だけ、歩道が途絶える場所があります。
鼻欠地蔵まで来たら、1回向かい側の道から全体像を眺めると思いますが、
次のポイントに向かう時は、また鼻欠地蔵のある方の道に戻ってウォーキングすることをおすすめします。
散策マップ
「散策! 横浜金沢区 朝比奈六浦コース編(1)」にて参照こと。
見学スポット
16.上総介塔 <頼朝に謀殺された武将の供養塔>
上総介とは、平広常(たいらのひろつね)であると言われています。
広常は坂東随一の大豪族的領主で、鎌倉幕府の樹立に大きく貢献したそうです。
しかし、頼朝に態度が悪いと思われ、首を切られたそうです。
と、ここまで魅力帳(=横浜金沢魅力帳、もっと詳しく書いてあります。)を読んで、
ふと、私に1つの疑問が湧きました。
首を切られるほどの態度の悪さって、いかほどのものだったのか。
幕府樹立への貢献をチャラにしてしまうほどの態度の悪さとはどんなものであったのか、ということです。
そこで、ネットで調べてみました。
平広常 とは
平安時代末期の武将、豪族。上総権介上総常澄の八男(嫡男)。
上総介広常(かずさのすけひろつね)の呼称が広く用いられる。
房総平氏惣領家頭首であり、東国最大の勢力であった広常の加担が源頼朝挙兵の成功を決定付けたとも言われる。
(ウィキペディアより)
頼朝に謀殺された理由として
- 頼朝に対して下馬の礼を取らなかった。周囲の人間に対して横暴な態度であった。
- 謀反を企てた。(後に間違いであることが分かった。)
- 平氏政権を打倒することよりも、関東の自立を望んでいたため。
- 広常が千葉氏の土地を侵略した。
などなど。
たいてい、理由って1つじゃないのですよ。
色々あるものです。
ただ、幕府を樹立するほどの大人物である頼朝が家臣を謀殺する一番の理由が「態度が悪い」というのは、
ちょっと腑に落ちません。
政治的理由の方が納得できます。
いずれにせよ、平広常は源頼朝と深く関わりのある人物。
ちゃんと覚えておいた方がいいと思いました。
と考えると、道端にひっそりとあるこの五輪塔をどう見れば良いのか、ちょっと考え込んでしまうのです。

実は、こちらの塔は昭和59年に地元の有志によって復元されたもの。
前の塔は道路拡張の際、失われてしまいました。
平広常って、物語等ではどのような人物に描かれているのでしょうね。
やはり、一度歴史小説を読まなくては。
17.朝夷奈切通し <鎌倉幕府にとって政治的・経済的に重要な場所>
鎌倉には何度か観光で行きました。
何度行っても、また行きたいと思う素敵な街です。
神奈川県に越してきて、鎌倉がぐっと近くなり、また足を運ぶことができそうです。
さて、鎌倉と言えば、三方を山で囲まれ、前面に海が控えていることから、
自然の要塞で守られているとよく言われます。
その鎌倉に入るために七口(七切通)と言われる出入口があることは知っていたのですが、
私、まだ一度も切通しを見に行ったことがありません。
今回の散策のゴールは、その切通しの一つ、「朝夷奈(あさいな)の切通し」であります。
「朝夷奈の切通し」とは
和田義盛の三男、朝夷奈三郎義秀が一晩で切り開いたという伝説を持つ鎌倉七切通しの一つ。
切通しとはトンネル掘削技術が発達していなかった時代、
切り立った地形の難所に道路を切り開く手段として広く用いられた。
(現代でも工事費がトンネル掘削費用と比較し安く上がる場合は用いられる。)
この切通しの完成により、江戸の内海や北からの物資はすべて六浦から鎌倉に入ったため、
千葉氏、三浦氏を牽制することができるようになった。
(横浜金沢魅力帳、ウィキペディア参照)


「朝夷奈の切通し」がある所は「朝比奈町(あさひなちょう)」。古くから言い慣らされていたそうです。

国の指定史跡になっているため、説明板が設置されていますが、落石には注意です。

昭和31年に県道が開通するまではこちらの切通しが鎌倉へ行く道として利用されていたそうです。

現在もハイキングコースとして親しまれているそうですが、ちょっと一人で行く気にはなれないかな。

敵の侵入を防ぐため、「切岸」や「平場」などの防衛施設を備えているというのですが、
どのあたりが「切岸」、「平場」なんでしょう。もうちょっと調べなくてはいけません。
うっそうと茂る緑の中、ウグイスの勢いよく鳴く声がとても印象に残った朝夷奈切通し。
入口の所で引き返してしまったけれど、念願叶い、大満足で帰路についたのでありました。
評価・感想
- バラエティー度

- 運動量


- 休憩場所

散策コースを紹介するために第8回まで続いたシリーズでありましたが、
距離的にはそんなに長くありません。
のんびりテクテク歩けると思います。
ただ、ファミリーレストランの「COCO'S」を過ぎますと、休憩する場所が見つけにくくなりますので、
ご注意ください。
帰路は来た道をそのまま戻るだけなのですが、面倒であれば、バスが通っていますので、
金沢八景駅まですぐ戻ってくることができます。
また、朝夷奈切通しを通って鎌倉へ行こうと考えている場合は山道を行くと考え、
しっかり準備をしてお出かけください。
参考文献
『横浜金沢魅力帳』(横浜市金沢区地域振興課 発行)
『神奈川県謎解き散歩』(小市和雄・編 KADOKAWA/中経出版)
遂に書き終わりました!
ああ、長かった。
やっと、次の散策ができるのだけど、記事の載せ方、もうちょっと工夫しなくてはいけないなぁ。










