地名の読み方
やはり、地名の読み方は難しいと思います。
最近、ネットなどを使えば、読み方はすぐに分かるのですが、それだけで済まないのが「地名」です。
(時に人名も。)
イントネーションやアクセントの位置もちゃんと押さえないと、「読めた」ことにはならないからです。
例えば、京急電鉄「杉田」駅の「杉田(すぎた)」。
私、てっきり、「すぎた」と読むと思っておりました。
(イントネーションの様子やアクセントの位置をどう表すか悩みました。
これで感じをつかめてもらえるとありがたいです。)
ところが地元の方は「すぎた」と発音されるので、電車のアナウンスは当然のことながら、
「すぎた」となっています。
いやぁ、驚きました。
こういうことは、きっとたくさんあるのだと思います。
私が、今までに興味深く感じた「地名の読み方」を記しておきたいと思います。
- 江古田
●東京都中野区江古田の場合は「えごた」。
●東京都練馬区にある西武池袋線「江古田」駅の場合は「えこだ」。
※ちなみに練馬区には「江古田」という住居表示はありません。
地元の方の話によりますと、「江古田」エリアに古くからいる人は、
「えこだ」と「えごた」が混じったような、あいまいな発音をされるとのこと。
よって、「えこだ」、「えごた」とはっきり発音される人は、新しく来た人だと分かるのだそうです。 - 根津(東京都文京区)
「ねづ」と発音する。「ねづ」ではない。 - 新宿(東京都葛飾区)
「にいじゅく」だったか「にいじゅく」だったか、忘れてしまったのだけど(汗)、
亀有の薬剤師のご婦人が、「NHKの松平アナが、間違えて読んだのよ。」とお話し下さったことが
印象に残っているので記しておきます。
ちなみに、こちらのご婦人、おしゃべりに夢中になりすぎ、1ヶ月分の薬を用意しなくてはならないのに、
2週間分の薬しか用意しなかったという間違いを犯してしまいました。
そのミスに1週間経ってから気づいた私、ちゃんと1ヶ月分の薬代を支払っていたのだけど、
どうしたものか、困ってしまったのでした。
(結局、あきらめた。) - 三崎(神奈川県三浦市)
「みさき」と発音するらしい。(地元の方のやり取りを聞いて)
「みさき」ではない。
こうなりますと、バスや電車には適宜乗って、アナウンスに注意深く耳を傾けなければなりません。
(バスや電車に乗る楽しみが増えた!)
ところで、先日、「三崎港」(神奈川県三浦市)に行ってきました。
ぜひ、本場の「マグロ丼」を食べてみたいと思ったのです。
京急電鉄「三崎口」駅を出ますと、かわいいネコがお出迎え。
お昼寝しています。
みなさん、ネコを起こさないように、遠巻きで見守ります。
(優しいですねぇ。)
三崎港でマグロ丼をいただき、
(おいしかった!)
再び、「三崎口」駅に戻ってくると、そのネコはまだ同じ場所におりました。
今度は起きていたので、頭をなでさせてもらいました。
(ありがとう!)
三浦市もすごく気に入ってしまった私、またこの地に足を運べるよう、
そしてこのネコちゃんに出会えるよう、名前をつけました。
「ミサキ」ちゃん。
ただし、こちらの発音は「みさき」ちゃんでお願いします。