梅田をウォーキングしてみよう!
東京都足立区梅田。
今回は梅田の西側を歩きます。
どちらかと言えば、東側は商店街や公共施設が多く賑やかで、
西側は神社仏閣が多く、街の雰囲気も落ち着いていて、
穏やかです。
(歩きながらまったりしてしまいました。)
散策コース
コースは地図で確認できます。こちらへ(ちず丸が開きます。)
ウォーキング開始!
12.梅田稲荷神社(ちず丸)
梅田堀をしばらくテクテク歩きます。
穏やかな雰囲気で、同じように散歩を楽しんでいる方もいらっしゃいます。
ちず丸のところで右に曲がると、すぐ梅田稲荷神社が見えてきます。
祭神は宇迦御魂命(うかのみたまのかみ)です。
名前の「ウカ」は穀物・食物の意味で、穀物の神で、
稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されています。
(ウィキペディアより)
いつ創建されたかは不明です。
お参りすると、地元の方が大事にされているのがよく分かります。
右の写真は社務所の前に建てられた庚申堂ですが、
地元有志の方が朽損していた庚申堂を現在の場所に移動し、
堂を新築して保存しています。
姿勢を正してお参りしたくなる、きりっとした雰囲気の神社です。
13.梅田神明宮(ちず丸)
梅田稲荷神社の前の道を東へ進みます。
この道は以前「王子道」と呼ばれていたそうですが、
現在では「神明宮通り」となっています。
ちなみに「神明通り」と記載されることがあるようですが、(私の地図など)
「宮」を入れなくてはいけませんわ!
(時々地図の間違いを見つけちゃうんだよなぁ。涙)
さて、この通りに「梅田神明宮」があります。
祭神は天照大神、創建は慶長年間(1596~1615年)と言われています。
教派神道一三派の一つ、禊教の開祖である、
井上正鉄(まさかね)が神職として務めた神社です。
正鉄は熱心に神道宣布に努め、神明宮にはたくさんの人々が集まりましたが、
「人を集めて何かたくらむのではないか」という疑いをかけられ、
数度の入牢、そして島流しの刑に処されました。
遠島先の三宅島にて島民の生活向上のため尽力し、
1849年、かの地で没しました。
明治11年に遺骨が梅田に帰葬されました。
豊かな木々のなかにあり、厳かな雰囲気の神社です。
14.佐竹稲荷神社(ちず丸)
佐竹稲荷神社のある辺りは、江戸時代、秋田藩主佐竹家が所有していた
抱屋敷(かかえやしき)がありました。
創建は寛政9年(1797年)、屋敷神として祀られました。
「いぼ稲荷」とも称され、願をかけるといぼがとれるそうです。
足立区登録記念物となっています。
2度ほど伺いましたが、いつも境内を清められている方がいらっしゃいました。
お世話になった本
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東京史跡ガイド「足立区史跡散歩」(学生社)
次回はいよいよ最終回です。≫