さっぽろ雪まつりの原点
今年70回目を迎えた「さっぽろ雪まつり」。
第1回は1950年に行われました。
と言っても現在のように大規模ではありませんでした。
市民の雪捨て場だった大通7丁目広場に市内の3高校と2中学の生徒たちによって、
6基の雪像が作られ、スクエアダンスや歌謡コンクール、ドッグレースなどのイベントが行われるという、
市民の祭りにふさわしい温かみのあるものだったようです。
1953年には市内小学校の校門前や校庭に自主的な雪像が展示されるようにもなり、
少しずつ、そして確実に盛り上がりを見せるようになってきました。
故に、どんなに国際的なイベントに発展しようとも、
やはり市民の参加なくして「さっぽろ雪まつり」の名を語ることはできないのではないかと思われる訳です。
という訳で、今回は市民が制作した雪像を一部、紹介したいと思います。
<チコちゃん>
今回の市民雪像では「チコちゃん」がよく見られました。




<キャラクター>
アニメのキャラクターも多く見られました。
外国でも知名度のあるものは外国人観光客にも好評だったようです。




<有名人>


写真左は「ホーチミンの笑顔」。北大留学生と札幌稲雲高校生徒によって制作されました。
ベトナムの英雄が描かれているそうです。
写真右はテニスプレーヤーの大坂なおみ選手。異彩を放っておりました。
<建物>
数は少なかったのですが、建築物をテーマにした作品もありました。


<メッセージ性・ストーリー性のあるもの>


個人的にはこういう作品が好きです。
<中雪像>

題名「百鬼夜行」。
「テスク&祭人 鉄西まちづくり学生推進委員会」により制作されました。
「テスク&祭人」は北大の生徒で組織されたよさこいサークルで、2018年の演舞テーマが「百鬼夜行」だったそうです。

題名「たいせつなこと、みんな仲間」
「101人の会」により制作されました。
すべての命が守られ、輝きますように、といったメッセージが込められているそうです。
雪像ステージの周囲にはアイヌ民族に感謝と尊敬を込めて文様が彫られているとのこと。
<火焔土器>

縄文土器も雪像になっておりました。
縄文ファンの私、こちらが一番大好きな作品であります。

なんて充実の雪像作品でありましょう!
かなり寒かったのですが、とても楽しい時間を過ごしました。
中高生の雪像制作から始まった「雪まつり」がここまで国際的イベントに発展していることにも感動を覚えるのでした。
参考資料
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第70回さっぽろ雪まつり 公式ガイド









