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コツコツ歩き隊!

札幌・伏古を象徴する花 <風景印(148)>

何のためにウォーキングをするのか。
「テーマ」(時に「クエスト」とも言う。)を持つと楽しみが増えます。
「ご朱印集め」は代表的なものと言えるでしょう。
私の場合は「風景印集め」。
消印の一種である風景印をもらいに郵便局に出かけます。
配置局は全国で1万局以上。
ガイドブックには載っていない街の名所・名物を知ることもできておすすめです。


風景印を観察すると、 色々と興味深いことが分かってきます。

風景印は地元の名産品や大きな建築物、文化遺産、偉人、象徴、鉄道等々、が描かれます。
そして、描かれたものはテーマとして必ず紹介されます。

しかし、ごく稀に印には描かれているのに、テーマには記されないことがあります。
たとえば、東京・足立区の千住竜田郵便局。
テーマは「千住宿、区花・チューリップ、富士山」となっているのに、男女のカップルも描かれています。
まるで空白を埋めるかのごとく!

そんなこともあって、風景印を観察する時は「新・風景スタンプ集」を手元において、必ずテーマと描かれているものをチェックするようにしています。

さて、今回本題の「札幌伏古十一条郵便局」(東区)の風景印。
こちらには、サッポロさとらんど内の建物と藤棚がタマネギ形の枠の中に描かれています。


タマネギは札幌、特に東区の名産品。
サッポロさとらんどは郵便局の近くにある観光地であります。
では藤棚は?


地元の人なら誰でも知っているのですが、そうでないと「?」となります。
ただ、こちらは千住竜田郵便局のように空白を埋めるためにではなく、きちんと根拠があって描かれています。


こちらは「パープルロード」。


東区のシンボルロードで伏古拓北通りの別称となっています。


アイヌ語に由来する「伏古」という地名に昔、「藤古」という漢字が当てられていたことにちなみ、平成2年から 8年間かけて整備された道路であります。


環状通からモエレ沼公園にかけて約6kmの中央分離帯や歩道に400本以上の藤が植えられました。


なお、パープルロード沿いにある「伏古公園」の藤棚もきれいです。
伏古公園も風景印となっています。
(写真は今年の5月29日に撮影したもの。)


風景印をよく見ると、ガイドブックでは見えてこない、色々と興味深いものが発見できます。
風景印がたくさん配置されている街ほど、たくさん歩くことができます。
ちなみに札幌は160個以上。
きっと楽しいウォーキングができることでしょう。



<参考資料>

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