京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

「着る人のこころ、大切に・・・。」その思いは・・・。

2013-03-27 11:23:06 | ひとりごと
今朝は目覚めの悪い方も、多いのかもしれませんね
深夜のサッカー、つい私も観てしまいました・・・。


冷たい雨が降っている今日は、臨時休業させていただき
店の真ん中の部分は、いままさに電気工事の真っ最中であります

こんな静かな何もできない雨の日も、たまにはいいものです


むか~し、中学生のころだったでしょうか
静かなこんな雨の日に、自分の部屋の窓から蜘蛛が巣を張っていく様子を
最初からずーっと見ていたのを思い出します。
きらきらキレイな糸で、まるでデザインしたような巣ができていく様子が、
よほど印象的だったのでしょうね、今でも覚えているのは。
ゆったりと時間の過ぎていっていた幸せな時間だった気がします。


・・・と、今は慌しい毎日を送る中
工事でぽかっとできた時間をこうして利用してパソコンの画面見てます


さて、前置きがながくなってしまいましたが
こんな日だから、日ごろ胸の中にあることを書いてみようかと思います。


最近特に感じていた事。
店でお客様と接しているときに、私が何を根拠にお勧めしたりアドバイスしたりしているのか
と、考えてみたのです。

そうしたら
「もしも、私だったら・・・」という考え方でした。

たとえば
先日お嬢様のご結婚で、「着物をどのくらい揃えたらいいでしょう?」と
相談にお越しくださったお客様がありました。
そのときも、同じような年頃の娘がおりますので、呉服屋という立場はさておき
予算、いまどきの着物事情、嫁がれるお家の感覚・・・などなど
「もし、娘だったら・・・」と考えていました。


先日、書いた着付け小物に対しての記事を書いたときも
「もしも、私だったらこういうお客様には、普通の半衿をお勧めするな・・・」という発想でした。


そうなのです、
この「もしも私だったら・・・」は
店を始めたころに掲げたこの姿勢で商売をしたいという
指針というか、モットーというか・・・
「着る人の心、大切に・・・」
につながることに気が付きました。


お客様にとって最もいい方法。
いい着物の揃え方。
お直し物やお手入れも。


お客様には、自分とはとうてい住む世界の違う方もいらっしゃって、価値観も違う場合もあります。
そんなときには、私の感覚、ブレると思いますが
まず、普通の感覚で「もし私ならどうする?どうしてほしい?」って
お客様の立場に立つこと・・・


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