小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

糖質と血糖値

2011-03-21 06:26:00 | 栄養

炭水化物に意外な悪い面があることがわかりました。

(私は炭水化物が大好きでした。)

 

 

糖分だけでなく炭水化物を含めた糖質が、何故お口の健康に

悪いのでしょうか。

 

 

これを血糖値で説明します。

 

 

食事をすると血糖値が上がります。

 

 

この血糖値が上がっている時間帯はお口の中の細菌が活動する

時間帯でもあり、お口の中が酸性になっています。

 

 

このお口の中が酸性になっている時間帯が虫歯や歯周病が進行する

危険のある時間帯なのです。

 

 

 

唾液には酸性になった口の中を中和させる能力があります。

http://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/5c0f12335b13dec4d6a8343f2f3ed0a8

 

 

この唾液の能力を最大限に引き出すためには食事の回数が決め手に

なります。

http://blog.goo.ne.jp/obatadc/e/b79cae46e093a258603dd174671c50bd

 

 

要するに、口の中を長い時間酸性にさせないことが虫歯や歯周病の予防に

つながります。

 

 

 

そして話は戻りますが

 

糖質を食べると速やかにブドウ糖となって血糖値を上げます。

 

 

とくに精製した砂糖精製した白米、精製した小麦粉で作った白いパン

はブドウ糖の濃度が高くなっているので急激に血糖値を上げます。

(天然の糖、玄米、全粒粉のパンやライ麦パン方が血糖値の上がり方は

緩やかです。)

 

 

 

そのため糖質をたくさん摂っていると虫歯や歯周病になる危険が

増えるのです。

 

 

甘いものを食べていなくても虫歯になってしまう人は、炭水化物を多く

食べていることが原因になっているかもしれません。

 

 

以前、炭水化物では滅多なことで虫歯にならないと書きましたが、意外に

ご飯やパンで虫歯になっている人がいるかもしれません。 

 

 

ただ血糖値を急激に上げないようにすれば、糖質を食べても虫歯や歯周病

にならないようにすることができます。

 

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