低血糖症になると虫歯になるリスクが増えることを書きました。
さらに、低血糖症になると歯周病になるリスクも増えます。
何故、低血糖になると歯周病になりやすくなるのでしょうか。
低血糖の裏には必ず高血糖があります。
人は低血糖状態には耐えられないので、糖分を摂って血糖値を
上げようとします。
低血糖になる度に高血糖があるものです。
この高血糖状態が歯周病の原因となります。
具体的には、高血糖になると身体の組織の抵抗力が落ちます。
これは血管の中のブドウ糖が血管を傷つけるからです。
そのため歯ぐきの血管も傷つき、歯ぐきの抵抗力が落ち、結果歯周病に
なりやすい状態になります。
低血糖症を防ぐことは歯周病の予防にも繋がります。