小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

低血糖症と歯周病

2011-07-23 08:56:00 | 栄養

低血糖症になると虫歯になるリスクが増えることを書きました。

 

 

さらに、低血糖症になると歯周病になるリスクも増えます。

 

 

何故、低血糖になると歯周病になりやすくなるのでしょうか。

 

 

 

低血糖の裏には必ず高血糖があります。

 

 

人は低血糖状態には耐えられないので、糖分を摂って血糖値を

上げようとします。

 

 

低血糖になる度に高血糖があるものです。

 

 

この高血糖状態が歯周病の原因となります。

 

 

具体的には、高血糖になると身体の組織の抵抗力が落ちます。

 

 

これは血管の中のブドウ糖が血管を傷つけるからです。

 

 

そのため歯ぐきの血管も傷つき、歯ぐきの抵抗力が落ち、結果歯周病に

なりやすい状態になります。

 

 

低血糖症を防ぐことは歯周病の予防にも繋がります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする