小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

卒乳と虫歯

2010-04-08 09:09:00 | 小児歯科

                   

                                 

意外なことなのですが、母乳は虫歯の原因になります。 

                  

昔は1歳過ぎたら断乳するのが当たり前だったようですが、現在は卒乳という

考え方になっているそうです。

                   

授乳は母親と子供の大切なスキンシップなので2歳~3歳まで母乳を与えた

方が良い、という考え方です。

                   

         

ところが、2~3歳は乳歯が生えそろう時期で人生で最初に虫歯になりやすい時

です。

                        

では、何歳で卒乳するべきなのでしょうか。

                 

答えはありません。

                     

虫歯に関してだけ言えば、虫歯になりにくいお子さんであればずっと授乳して

いても構わないでしょう。

               

ただし、虫歯になりやすいお子さんの場合は早めに卒乳するべきです。

                  

その判断は、、、、、、

              

1歳半までにすれば良いと思います。

              

1歳半の段階で虫歯のリスクが認められれば、その時点で卒乳すれば良いと

思います。

                 

                


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