小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

歯が割れる人は歯周病になりにくい

2009-09-26 09:05:00 | 歯がぐらぐらする

歯が割れてしまうというトラブルは歯科医院でよく見かけます。

                   

一般的に神経を取ってから10年くらいすると歯が割れる可能性がでてきますが、

神経のある健康な歯が真っ二つに割れてしまうこともあります。

                            

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珍しいことですが、まったく健全な歯が割れています。

               

                           

                 

抜いた歯をトンカチで叩いたことがありますが、そう簡単には割ることができま

せん。

                       

歯が割れる原因はおそらく、数年~10年くらいにわたって歯ぎしりや食いしばり

によって歯に亀裂が入っていくことだと思われます。

              

たまたまとても硬いものを噛んでしまうことも原因と考えられますが、その場合は

歯が欠けることはあっても真っ二つに割れることはありません。

                  

                        

ところで、歯が割れる人は歯周病に強いといえます。

                     

歯を支える骨(歯槽骨)が強くなければ歯は割れません。

             

骨が弱ければ歯は割れませんが、歯がぐらぐらするようになります。

                   

歯が割れてしまう人は骨が強く、歯周病になりにくいといえるのです。

             

              

ですから、歯が割れてしまう人は虫歯に気をつけましょう。

            

そして虫歯で神経を取ることのないように努力しましょう。

           

神経を取らなければそうそう歯は割れることがないからです。

                 

                    


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