小幡歯科医院歯科話

品川区目黒駅前小幡歯科医院の公式ブログです。一般歯科治療の話から体の健康の話まで幅広く語ります。

歯科と婦人科

2009-03-13 09:10:00 | 医科と歯科

婦人科の先生と直接コンタクトをとったことは今までありませんが、歯科治療で

婦人科領域と関わる場面はあります。

                  

         

女性ホルモンは歯ぐきや顎の骨の状態に影響します。

                 

女性のホルモンのバランスは変化しやすいという特徴があります。

(男性ホルモンはそれほど変化しません。)

                 

女性ホルモンのバランスが悪くなると歯ぐきが影響を受け、歯ぐきに炎症が起き

ます。

               

また閉経後は骨粗しょう症のリスクが高まると言われていますが、それに付随して

歯周病(特に骨が溶ける歯槽膿漏)のリスクも高まります。

                      

ただ、歯周病治療のために女性ホルモンを投与するという事例は聞いたことが

ありません。

                   

ホルモンバランスが悪化する可能性がある時は、こまめにクリーニングをしたり

レーザー治療をすることによって歯周病予防に努めます。

                     


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