歯科では義歯(銀歯、金歯、セラミックなど)を歯につけるのに「セメント」という
材料を用います。
セメントには用途にあわせて様々な種類があり、同じ種類のセメントを色々な
メーカーが出しているので多くのセメントが存在しています。
その種類とは
どういう材質(金属、セラミック、プラスチックなど)となじみが良いか
どれくらいの強さで歯に接着するか
使い勝手が良いか
つける時に固まるのが早いか遅いか
つけた後に噛んでも壊れにくいかどうか
だ液で溶けないかどうか
汚れがつきにくいかどうか
コスト
などによって決まり歯科医の好みで決めている部分もあります。
良いセメントとは
使い勝手が良く
歯に強く接着し
長期使用に耐えて
コストがかからない
ということなのですが、これをすべて網羅する材料はありません。
完璧な材料はなかなか存在しないものです。
その時々のニーズにあわせて選択しています。
小幡歯科医院