「虫歯の進行止め」という薬があります。
サホライド(フッ化ジアンミン銀溶液)という液体を初期の虫歯に塗って進行を抑え
ます。
対象は乳歯です。
子供にいきなり削る治療をすると、歯科に対するイメージが悪くなる心配があり
ます。
そのために大人になっても歯科医院をなかなか受診できなくなっては困ります。
ですから乳歯に虫歯ができた場合で、削る治療がまだできないと判断された時
には、この「虫歯の進行止め」の薬を塗ることで対応します。
薬を塗れば虫歯がずっと進行しないわけではなく、3~4ヶ月に1回定期的に薬を
塗る必要があります。
ただある程度虫歯が進行したら削る治療に移行しなくてはならなくなります。
その基準は、、、、、(前回のお話と重なりますが)
C1の虫歯は薬を塗ることで充分対応できます。
C2の虫歯は削って治療した方が良いです。
ただし、歯科医院を怖がっているうちはC2の虫歯でも薬を塗って対応すること
があります。
小幡歯科医院
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