虫歯で歯が歯ぐきの中にもぐってしまった場合の再植は、歯(実際は歯の根)が
きちんと抜ければ100%に近いです。
歯ぐきにもぐってしまっている歯の根は時として抜くのが困難です。
虫歯で根が弱体化していて、抜くときに折れたり欠けたりすることもあります。
ですから再植の処置においては歯を抜くことがもっとも重要なステップ
です。
抜いた歯を再び使用するのですから、丁寧に抜く必要があります。
きちんと抜けたら根が再植に耐えうるかよく見て診断します。
根の周りの組織(歯周靭帯)が健全化どうか
根の長さがが10ミリ以上あるか
感染している兆候がないかどうか
これらを診断して再植が可能と判断されれば、根を歯ぐきよりも表に出るように
戻して固定します。
再植した根に歯を作るのは処置後2~3ヶ月後です。
小幡歯科医院