小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

201系試作車・・・ジャンク品再生を試みる(2)

2011年09月06日 23時38分28秒 | 省電・国電・E電
2011年9月6日



製作記第二回目です。
前回の最後に次はディテール工作云々と書きましたが、
その前に車体にモールドされている床の撤去について書きます。

今回の201系をはじめとするKATOの完成車には、ご覧のように車体側に
床が一枚あり、これをサンドイッチするように車内パーツと床板
(床下機器のモールドのある板)を取り付ける構造のモノが幾つかあります。
つまりガラス等は屋根板を外した状態ではめ込む事を想定した構造で、
屋上配管を妻面まで一体にしたい→塗装前に屋根板を接着したい今回は
ここで床板を撤去しないとガラスが入れられなくなってしまいます。

ってえことで今日はこいつの切り取りからご紹介します(・∀・)




つってもほんと切るだけですけどw
ご覧のように、板キットの組立途中みたいなロの字型になります。
当然この状態ではフニャフニャなので、さっさと屋根板をくっつける事にしたいのですが、




屋根板を嵌めてみると、屋根板のリブと側板裏側との間に隙間があります。
何とも微妙な隙間で、屋根板をくっつける為の接着剤流し込みに際して
非常に作業しづらい。
ってえことで、、、




CHOKiCHOKi・・・
美容室での待ち時間のお友達ですね(´∀`)
昔はBiDaNをよく買ってましたが、雑誌自体を頻繁に買わなくなってたら
いつの間にか本屋さんで見なくなりました。扱わなくなっただけ?(・ω・´;)




話が逸れました。

ロの字型になった車体はそのまんまだとブカブカするし、
屋根板のリブも切り取ってしまったので、
車体強度確保+屋根板接着のやりやすさ向上のため
ご覧のような補強板をくっつけました。
コンマ5のプラ板ですが、ABS×スチロールってことで今回は
瞬着を使用。接着面積が少ないので耐衝撃性がやや不安・・・。
あとでネットで調べたら緑キャップならABSにも効かんでもないってことなので、
そっちのほうが良かったかもしれない・・・。

1両あたり3枚付けました。



ちなみに屋根板の前面側にもご覧のようなリブがあり、
これが行き先表示・運番表示板の表現も兼ねているみたいですが、
屋根板を接着する今回は、後々ステッカーが貼りにくくなるので
側面のリブ同様にチョキチョキしました。
ガラスをはめ込んだ後でプラ板なり何なりを裏から当てることにします。

ここまでできたところで屋根板を接着。
屋根板と車体はどっちもABS(たぶん。削ると独特のにほひ・・・)なので、
久々にセメダインのABS用接着剤(黄色い三角ビンのやつ)を
用意して、裏側から流し込みました。



改めて前面。上の画像とは、屋根板リブ以外にヘッドライト周りが変化してます。
穴を1.8mmに拡大して銀河のN-018が入るようにしました。
ほんとはタヴァサのシールドビームがジャストフィットらしいんですが、
あいにく入手できず、試作車は若干ライトがでかい?という情報にも
後押しされて銀河のを使いました。
思ったより悪くないかも・・・(´ー`)
画像のはもちろんテープによる仮止めで、本取付の際には
プラ板でベースを作ってガッチリ固定します。

テールも銀河のN-020です。こっちはわざと銀河のを選んだ。
このチョットだけズングリとした造形の銀河製が好みなのです。
東急8500や京王6000のシールドビームを付け替える時にも同じ事を感じて
銀河製を選んだっけ。。。
たぶん、ホンモノの無骨なイメージが強く刷り込まれてるせいなのでしょうね。

手すり類は手持ちのモノを使い、ヘッドライト下の大きな手すり?は
技量を考え迷った末そのままにしました。
これでディテールは大体付け終わりました。
はじめてつくる車の割には悪くない顔に仕上がったと思う!(^ω^)




クモハの横顔。
結局謎の荒れがあった最前部の戸袋窓は光硬化パテを使って整形しました。
画像を撮ったらまだ断面にごわごわしたのが写ってましたが、
粗方問題ない状態にはなったはず。

真横にある昇降ステップは邪魔になるのでクハ共々一旦削り落とし、
タヴァサのPX-445aにて付け直し。
えらく繊細な部品で苦労しましたが、等間隔に穴あけをする為の
テンプレートが入っているのは親切。
103用の寸法らしいですが、201試作の実車写真と見比べる限り
そのまま流用して問題ない模様。
いっこ傾いてますね('A)

戸袋窓上のルーバーは元々先頭ボデーにはモールドがないので、
取り付ければ既製品との差別化ができます。ドヤ顔できます。
今回はモハ(こっちは元々モールドがある)のルーバーも
表面研磨の都合で削ってあったので、編成中の全てのルーバーを
タヴァサのPN-444にてヤッツケる事となりました。
1mmくらいの穴を開けて、上からパーツをテープ止めし、
裏から液状瞬着流し込み、という正攻法にて取り付け。

雨樋の最前部は、例のヒビ補修の都合で削ってしまったので
プラ板の欠片から再生しました。若干形がもにょってる・・・('A`)



配管は大いに迷い中。
屋根板のモールドは残して、元々モールドがない妻面のみ
いつもどおりのランナー延ばし線でやろうかと考えましたが、
ABS×スチロールの接着がめんどいのがネックかなと。。。
上記の、緑キャップが使えるかもっていうのがホントなら
問題ないので、今試しにABSの破片同士を緑キャップでくっつけて
乾かしてみているところです。

配管を真鍮線で作れば接着剤の問題がクリアできるか、みたいに考えてましたが、
よく考えれば配管台座はスチロールのプラ材に頼らざるを得ないわけで・・・
どの道接着剤の問題は付いて回るみたいです。
とりあえず上記接着試験の結果次第ですね。

ヒューズはいずれにせよやり直すつもりなので、削ってあります。
とりあえず今日はここまで!

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