オーソレ、何それ?

私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
賞味期限の切れた話題等を
適当に書きつづります。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

シナリオは描かれていた?:神風特攻隊の始まり

2005-10-31 23:06:47 | 太平洋戦争
以前に神風特攻隊に関して触れましたが、本日はその特攻隊の成り立ちについて紹介したいと思います。

神風特攻隊は、フィリピンの攻防戦である捷一号作戦の支援のためわずかに残った航空機に爆弾を搭載し、敵艦船に体当たりを行う作戦で、当時第一航空艦隊司令長官であった大西瀧治郎中将によって立案されたと言われています。

「特攻作戦」については、サイパン陥落後に開かれた元帥会議で伏見宮元軍令部総長がサイパン奪回のために特別な作戦を行う必要があると主張したことから研究・開発が始まったと言われています。従って特攻作戦はその後の大本営の作戦計画に組み込まれていきました。従って神風特攻隊の構想はすでに海軍中央で練られており、大西中将はその構想を実行したに過ぎないようです。

「日本海軍戦場の教訓」(半藤一利、秦郁彦、横山恵一共著 PHP文庫)によりますと、大西中将が第一航空艦隊司令長官の任に就くためマニラに到着したのが1944年10月17日、そして特攻作戦を「提案」したのは19日だそうですが、それに先立つ10月13日に源田軍令部参謀の電報に「神風特攻隊」、「敷島隊」、「朝日隊」といった名称が出てくるそうです。

特攻の志願についても、一般的には隊員自ら進んで志願したという風に考えられていますが、実際には一歩前に出ろと言われて特攻隊員になったというのが正確な表現だそうです。「自発的に志願する」ということと、「一歩前に出る」ことが一体どう違うのかというのか分かりにくいですが、司令する側に強制や命令ではないというエクスキューズを作っておきたかったのではないかと思います。

「出口のない海」は回天攻撃隊の話ですが、主人公が回天攻撃隊に「志願」するシーンでは、挺身肉薄一撃の「特殊兵器」の作戦参加意志を紙に丸を書き込むか否かで示すよう命じられています。これは小説の話なのですが、戦没学生の手記である「きけわだつみのこえ」などを見ますとこの戦争に対する疑問抱く一方で時の流れとして死を受け入れた学生もいたようです。つまりこの小説のモデルになるような学生が何人も実在していたのだと思います。

その生い立ちから矛盾のある特攻隊ですが、その矛盾は隊員のみならず指揮官も感じていたようでう、特攻隊を編成することを拒否し通常の戦闘指揮し続けた司令官も実在しています。
コメント   この記事についてブログを書く
« 久しぶりにTOEICに挑戦 | トップ | 特攻作戦を拒否した異色の指... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

太平洋戦争」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事