岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★勝利を掴むため今君は何をするか!

2011年01月30日 22時37分04秒 | 日記
★受験と心について

今日の岐阜地方は雪でした。日本海側に大雪が降りこの岐阜地方も朝から雪でした。また今日は私立高校の併願希望の方の受験ででもありました。

 今年はよく雪が降ります。センター試験の時も大雪でした。まあセンターの時期はいつもですが今年は週末になると雪が降って困ります。
個人的ではありますが我が家は毎年岐阜市の延算寺に厄払いに行くのが年中行事になっていますがこの寺も実は気温が低く寒いのです。おまけに本堂は吹き曝しですので毎年震えながらお祈りをしています。今年は2月の6日(日)に行きます。

 さて、私のことはさておき受験になるといつも思うことは精神状態が多少プレッシャーでおかしくなってきます。男性、女性に拘わらずおかしくなるのです。授業中に私は巡回しますが子供と話をしながらそんなことを思います。どの子も私が行くと待っていましたと云う風に助けを求めて来るのです。

 実はこの傾向はここ4・5年前から特にひどくなりました。それまでは余り気がつかなかったのですが(私が気がつかなかったのかもしれませんが・・・)最近は特に感じます。ご父兄が入試の直前に教室に来て相談をしに見えられるのです。それはご父兄の悩みでもあります。私にしてもお子様を預かった以上は高校に入れますと云う意思表示ですので出来るだけ相談に乗っていますが最近は特に多いのです。

 生徒の中で年が明けた途端に顔つきが変わる方が見えます。今まで穏やかな顔をしていたのが急に眼がつり上がり危機感を持って教室に来るのです。
中には顔が腫れてハンカチで顔半分を隠したり、また偏頭痛がひどくなったり大変です。中には中学3年生は部活がありませんので体が熱く抑えれなくなり寒い夜を走ってきますと云って休憩時間に教室を飛び出す方もいます。走って体を冷やすのは夜ですしあまり危険なので感心しませんが子供は精神的に追い詰められているのです。どこの病院に行っても原因は分かりません。ストレスですから当然なのです『合格』の文字と共にいっぺんに治ります。

 しかし、今までこう云う状況には慣れているはずなんですが毎年こちらも落ち着かないのが本音です。でも安心してください。今日併願を受験した方はまず間違いなく合格してるはずです。受験番号を書き忘れた方は別として一般的には大丈夫です。過去に2件失敗した方がいますがいずれも受験番号を未記入でした。ですから私立高校にしては不合格の方を待っているわけですから余程のことがない限り大丈夫です。
 『大丈夫ということは逃げ道が出来たと云うことです。つまり兎に角行くところは出来たと云うことなのです』。このことは非常に大きいことなのです。今までエスカレータのように順番に考えることもなく進級をしていましたが初めて人生で選択をさせられたのですから迷うことは当たり前です。

 高校生の場合は違います。センターによって自分の目標が大なり小なり変わってくるかもしれません。しかし大学受験は取り敢えず大学に行ってそして来年再度受験をすると云う方も見えますし、また海外に留学をすると云うこともあります。しかし中学生にはないのです。逃げ道がないのです。ですが今日でその不安は取り除かれた筈です。2.3日後には『合格通知』が来るはずです。中には『補欠合格』というのがあるかもしれません。しかしこれは合格とみなしますので安心してください。

 精神的に逃げ道をなくし追い詰められた者はここで一筋の道を発見します。その道は自分の希望する道ではないかもしれませんが最悪の状態からは脱出できたはずです。そして楽な気持で特色化選抜、一般選抜の試験を受けてください。『今あなたに要求することは強い気持ちを持って精一杯頑張った成果を出すことです。結果は自ずとついてくるはずです』。

 『勝利を勝ち取るために今君は何をする!』・・・これは現在高校生の教室にスローガンとして張ってあります。その答えはそれぞれに違います。そして答えはいくつもあります。自分で考え強いものから逃げずに立ち向かっていくために強い精神力や学力を作りましょう。それが私の願いです。

 ともあれ寒い時期から春が見えてきます。辛く悲しく誰にも相談できずただひたすら突っ張ってきた私にすれば懐かしくもあり悲しい時期でもありました。このコラムをずっと読んでいられる方はもう知っているかと思いますが私は大学受験に失敗をして何ともならなかったのですが兎に角家を出ることしか考えていませんでした。その自分が大学受験に失敗したのですから突っ張っていただけに落ち込みもひどかったです。

 私の母親は高校1年生の時に交通事故でなくなりました。父親は私が大学受験の年に再婚をしました。ですから私は早く家を出たかったのですがこれからの同居というものを考えたらとても辛く母親との思い出が壊れるような気がして仕方がなかったのです。しかし友は声を掛けてくれました。そして本意ではなかったですが二次募集の大学に行くことになったのです。私はその時確かに状況から逃げようとしていました。当時小学6年生の弟を残し私は逃げようとした。それは誰にも言えない悲しいものでした。大学は本意な学校ではなかったですがいい先輩や友達に恵まれましたがその弟は39歳で車の運転中に心不全で亡くなりました。今も後悔をしている一つです。そして余りにも早い死でした。また母は42歳で亡くなり我が家は短命の家系かもしれません。しかし父親の方は長寿ですので私も心筋梗塞で心臓が三分の一が壊死状態ですがまだ頑張れと励まされているようで残された人生を精一杯頑張ろうと思っています。

 凡そ若い頃は親は古いとか親を必ず越えてやるなんて考えていました。しかし現実に親より学問が出来たとか出世したとかお金を残したとか・・・そんなことは大したことでなないのです。『この年になって初めて親を越えることはできない』と分かりました。やはり親には『感謝』の二文字です。

 今、受験で悩まれている方はそんなご両親が身近にいるわけですから心おきなく頑張ってください。そして自分との闘いに勝ってください。仮に失敗してもいいではないですか。自分で選択した道です。人生が終わりというわけでないのですから。前に進むから躓くのです。躓かずに行ければいいですが人生は長いです。相場の世界に『谷深ければ山高し』という言葉があります。春はそこまで来ています。『ここが正念場!頑張れ受験生!』

『夢は思い切り伸ばした指の1ミリ先にある』

                              秋元 康 作詞家
もう少しです。届く処まで来ています。後は自分の力をどう発揮するかです。


<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/  

新学期生募集開始!
長良福光教室 058-210-1730
芥見教室    058-244-0170

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