岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

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★偏差値50の壁、60の壁

2022年06月12日 15時49分56秒 | 夏期講習

★夏期講習ー2

 今日は6月12日。2週間ぶりの休日です。明日からまた14日間仕事が続きますがかなり正直きつくなってきました。しかし、中間テストが始まり結果が明日にも出そうなところは心配ではないでしょうか。夏期講習を受講しようか辞めようか等々諸々の考えがあることでしょう。

 今日は5月15日に「平均点の壁、400点の壁」を書きましたがそれに関連した「偏差値50の壁、60の壁」についてお話をしていきたいと思います。そもそも受験は偏差値によって区分されます。偏差値は次の式によります。
 偏差値 (個人の得点―平均点)÷標準偏差値×10+50 という式で表されます。

 これは今までやってきましたが多くの参加が条件になります。最低500人以上と言いますが少子化の中で実力テストをしましても非常に危ういものになることは事実です。非常に優秀な方がいるクラスでは平均点は上がりますし悪い人が多いと足を引っ張り下がります。しかし、偏差値に関しては人数さえいれば正常値を示していきますが、基本的に正常な偏差値をもとに話を進めていきます。偏差値については異論は色々ありますが今回はどうしても偏差値が50を切る、50を越えれない人、また60前後で動かない人についてその壁を突き破る方法を書いていこうと思います。主体は中学生で高校生はまた別の日に書きます。今急ぐのは中学生です。

 最初に偏差値50とは何か、それは平均点と解釈してください。従って平均点が取れない人また60の壁を越えれない方には共通の課題があります。点数がそれほど違うのにと思われますがかなり似通った傾向があります。一番共通していることは「自分で考える力」が弱いのです。地頭力」というのでしょうか、考える力はそれぞれにありますし非常にこのタイプの人は真面目です。しかし、テストをすればいつも決まったようにもう一息という結果が出ています。今回は楽に400点を越えて来たから偏差値は60は越えただろうと思うとまわりの生徒も非常によくできていて確かに点数は大きく400点を越えてきたが偏差値となると60は越えれない。あるいは平均点は越えていない。
「今回はよくできた」
 お子さんに聞くとこういう答えがよく戻ってくると思います。確かに出来た。しかし、みんな出来たということです。こういう風に平均点を越えれない方や偏差値が60を越えれない場合に欠けているものがあります。それは「詰め」です。ここがかなり甘く曖昧な状況になっています。肝心なところは誰しも分かると思いますし学校から頂くテスト範囲の中に先生のコメントが入っていますがこれがかなり重要なポイントになっています。しかし、実際には中間・期末のテストが仮に出来たとしても実力テストが出来なければ何の意味もありません。特に中学1年生の壁や色々な壁がありますがそれを取り除いてやることも必要になって来ています。特に少子化でクラスが1クラス、2クラスの場合周りに感化され流されてしまいます。案外周りも出来ないのだから仕方がないと自分で納得してしまう方も無きにしも非ずです。

 ではどうすればいいのでしょうか。ひとえに問題集をガンガンやったとしても左程力は付かないです。非常によくできるお子さんは教科書だけじっと考えている人が見えます。それでも点数は驚くような点を取る。
「あの人は天才だから別格だよ」
というような人を見、聞いたことはないでしょうか。一般的には考えることが出来ないようなことが起こっているのです。先ほど言った「地頭力」なのです。勿論優性の遺伝子ですからそういう恵まれた方も見えるかもしれません。しかし、ここで問題としているのはごく一般論です。
 詰めの甘さを直すには「頭で考えないこと」につきます。頭で考えなくて何で考えるのかと言いますと「手で考えます」ここが非常に大事なポイントになってきます。偏差値50,60の壁を越えれない方は比較的頭でイメージ化して考えています。これを手を動かしてノートに書いていきませんか。きっとその壁は破ることができます。小学生の時暗記を強要されスピードを競わされ結局暗算は早いが単純なミスはするしうっかりミスはする。詰めの甘さがあちこちに出て来ます。手を動かすということはどういうことかと言いますと正確に碁石を並べるように詰めて書いていきます。問題はスピードですが文字は殴り書きで構いません。正確にするには手で書いて置いていくしかないのです。特に文章題などは最たるものですし英語の単語や構文にしましてもノートにまとめて置けば左程テストで慌てふためくことはないと思います。単純な問題はすぐに暗算でもできると思いますし語句も覚えることは出来るでしょう。しかし、それが記述ということになればイメージでは次元が低すぎてついていけなくなってしますのです。ですから小学生のやり方勉強の仕方と中学生の勉強の仕方は底辺に流れているものは変わりませんが方法論や具体的なことは大幅に異なります。

 物事を考える時そこに黒板があれば書くでしょう。頭で最後まで考えてしますと答えは合っていればいいですが多分に間違いを生じる結果になってしまいます。これが「壁」になっているのです。ですからこの壁を取るために勉強の方法を変える必要があります。
「絵を書きましょう」
それが私どもの考え方です。イコール高校生にも通じますが絵を書いてイメージを表面化させるようにしましょう。そうすることでうっかりミスは無くなります。最初は時間がかかりますが訓練で直りますしそう時間はかかりません。テストの最後の大問は配点がかなり高いものが必ずついてきます。最後の問題が出来なかった。時間が足りなかったとお子さんはよく言われると思いますがそれは実態は理解出来ていないか中途半端な考え方であったと思います。こういう風に絵を書いていくと物事は発展性を広げます。国語の読解力は勿論、英語の単語や構文、理科の公式応用、社会の時代背景の読み方など今まで暗記科目だなんて言っていた人の青ざめた顔が見えるようです。ともあれ一つの切っ掛けは点数を自然に上昇さします。早くつかんだものの勝ちです。
「教えられるのではなく考えて過程をノートに殴り書きで書いて結論を出す」
こうすればほぼ壁は解消されると思います。それには訓練が必要ですしそういう勉強を今までしていないのですから実際にやるしかないのです。問題はここにあったのです。明光義塾長良教室&芥見教室はそういう塾です。

 6月13日は太宰治が亡くなった日です。波乱万丈の人生を歩み多くの人に感動を与えて亡くなりました。奇しくも発見されたのは玉川上水の6月19日で太宰の誕生日でした。この亡くなった13日を「桜桃忌」として太宰フアンが毎年供養し忍んでいます。これ程愛された人も珍しく感情の起伏も激しかったようですが死については諸説が色々あるようです。今日は先週、森田童子さんの「まぶしい夏」、今週は永井龍雲さんの「桜桃忌~おもいいみだれて~」をYouTubeに載せました。私は一番好きな作品は「斜陽」が好きでした。

<今日の言葉>
「幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ」
            太宰 治

桜桃忌~おもいみだれて~  永井龍雲

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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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