★楽天の嶋選手に感動した！

★別れ・・・そして出会い

この時期は卒業式を終えて入試も終え入学を待つだけの何となく気が抜けたような毎日のことでしょう。暇ほど疲れることはない・・・と昔云った作家がいましたがまさに人間気が張り詰めていたのが緊張感が切れると脱力感だけでひどく疲れが出来てきます。
　こんな時は外に出て思い切りスポーツでもして体力つくりをしてはどうでしょうか・・・そう云う私の方もほっとするのもつかの間で新しい生徒の募集に毎日頑張っています。

　小学校の時代、中学校の時代、高校の時代、大学の時代と上に行くほど付き合いの範囲が広くなります。大学時代は将に全国の人たちとの交流が盛んになります。ですから物の見方、考え方は随分違うことが分かってくるのです。またそのことが将来社会人になった場合大きく役に立つことは云うまでもありません。
学生時代は嫌な奴だと思っていたのが何年か振りに顔を合わすと随分変わっていてこちらが唖然とすることもただありました。そんな友を見ると学生時代に偏見な見方をしていた自分が恥ずかしくなってしまいます。人間は何処か必ず良いものを持っています。また必ず悪い一面も持っています。しかしそれが人間らしさ、人間くささ・・・なのだと思います。

　私は大学の卒業式には出席しませんでした。卒業証書があればいいとしか考えませんでした。出席に何の意味があるのだろか・・・ただ４年で卒業することが親孝行だと思い学校には行きませんでしたし授業も出ませんでした。ですから友達にノートを借りて自分で勉強をしたのです。教科書は古本屋に売ってしまい私が大学から引き揚げてきたときには小説本ばかりでした。苦い思い出です。

　そんな私に転機が来たのは入社をしてしばらくのことでした。当時の営業課長が曰く『君たちの健康状態と契約したのだと・・・』この言葉が納得できずすったもんだになりましたが病気をして初めて分かった気も致します。健康が一番です。その為には良い友人を作りましょう。懐かしいトラブルでした。随分生意気だと叱られましたが・・・（笑）。

　昨今では同窓会がたまにありますが年を重ねて来ると暇なものですからよくするそうです。するそうですとは私は出席しないからですが実家に帰ると必ず開いてくれます。社会人の時は高校、大学の付き合いが多かったですが年を重ねますと幼馴染が多くなってきます。もう男子も女子も全く隔たりを感じさせないのです。『私、誰それさんのこと好きだった・・・』なんてことはあっけらかんと話されます。これが幼馴染のよさかもしれません。私の時代は大江健三郎が『戦後退廃時代』と云っています。ですから生徒も少なかった。幼稚園から中学３年まで２クラスでみんな自宅も知ってるし家族ぐるみで遊んだ仲でした。今では懐かしく思います。

　さて、もうすぐ入学式ですね。桜が今年は遅いので丁度いいかもしれません。記念写真は桜の花の下で・・・日本人は桜が似合います。ぱっとさいてぱっと散る・・・この美学は武士道の『葉隠れ』の精神から来ているのでしょうか・・・それとも儒教の精神から来ているのでしょうか・・・ともあれ日本人には桜が似合います。
　そんなことで良い出会いがまた始まります。この出会いは夢と期待で胸一杯でしょうがどうか楽しい学生時代を迎えてください。そして良い友達と将来の夢を語ってください。きっとそれが次のステップに繋がるはずです。

　去る４月２日札幌ドームで日本ハムファイターズの田中選手と楽天イーグルスの嶋選手の試合前の挨拶が話題になっています。それだけ嶋選手の挨拶は堂々と勇気を被災地の皆さまに届いたと思います。私も感動致しました。拡散したいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=XK5xh_gFiJc

＜今週の言葉＞
『人の成功、不成功はいつどんな時期にどんな人と会えるかだ』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三澤　千代治（ミサワホーム創始者）

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