岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★準拠教材動画配信開始

2021年03月28日 14時13分10秒 | 中学生の個別指導

★新しい人よ眼ざめよ

 受検も終わりやっと落ち着くのも束の間で新学期の準備で毎日追われているご父兄やお子さんの姿を見ていると嬉しくもありまた複雑な気もありで何と表現したらいいのか何年もたってもこの時期はいたたまれない気分です。
 今日は午前中は友人とお茶を飲んで先日亡くなった戦友の話をしていました。その後岐阜トヨタに行って遅くなったのですがタイヤの交換。やっと春が来たって感じです。朝から雨が降り何となく心が湿りがちですがそれでも新学期について心は踊ります。今日の雨で明日は桜も満開でしょうか。

 今日は準拠材教材の動画配信についてお話を致します。これは中学生が中心になります。小学生、高校生はBit・campusまたはZ会アオイゼミをあるいはatama+ を見てください。今日は通常使用する中学生の教材についてお話を致します。
 私どもは基本的に準拠教材を使用いたしています。学校の教材を超越しその上の教材を使用するにしましても今回動画配信を致します。費用は無料になっています。実質には無料ではないのですがDOZANgroupで負担をしているということです。従って生徒には負担はありません。

 では話を進めていきます。この動画は通常塾用教材で進めていますがその問題を教室で解くのですがその時には分かったつもりでも家に帰れば、あるいは時間が経てば忘れてしまうこともあるでしょう。テスト直前にどうしても思い出せないと泣かれた方も多いのではないでしょうか。明光義塾長良教室&芥見教室では教材は個々に異なります。英語は得意、数学苦手しかし合計は400点はある。集団塾ではクラス分けはいい方のクラスだ。結果英語はできるが数学が出来ない。そういうお子さんが多くなっています。得意科目でその子は救われているのですが(一時的には・・・)結果的にそのことが悲劇を生みだしてきます。いい例が中学の時数学が得意で天狗になっていた人が高校に行ってのんびりして少し分からないところがいつしか全く理解できなくなってしまい折角いい高校に入ったのについていくのがやっとということは大いにあります。そして結論を云えば共通テストで国公立を諦めてしまうという結論に至るのが一種のパターンとなります。ですからバランスの悪いお子さんは非常に問題があるということです。全体的に悪いというのも困りものですが山あり谷ありの科目の得手不得手が多いのはもっと困りものです。和田秀樹先生が云っています。https://resemom.jp/article/2019/03/29/49869.html

「頭が悪いのではない。やり方を変えれば君も東大へ」と云って見えます。そうなれば言うことはありませんが私が云いたいことは一つの考え方として和田先生のやり方も考慮すべき点は大いにあると思います。要は考え方、がむしゃらに宿題を出していい塾だと云っている方もいますが以前から言っていますように多くの宿題を出すのはもう時代遅れなのでバブルの時代、もっと昔の団塊の世代の事なのです。机を叩き恫喝し恐怖を与えて教え込む、結果的に点数は上がった。だからよかったという時代ではないとお考え下さい。演習問題の量は個々に自然とやりだします。それは考え方なのです。ですから現在の宿題は理解出来なかった処を中心に問題を出すということが主流になっています。

 話を元に戻しましょう。個別指導にはもう一種の壁が来ている気がいたします。人海戦術がもう限界に近いのです。その上残業は禁止に近く遅くまでさせてはいけないと労働基準局は指導いたしています。学生のアルバイトも昔は花形、今やブラックと変わりました。でも教えることや子供が好きな人はそういうことを超越して指導していただけています。有難いことだと思います。
 そういう中で4月1日より動画配信を始めました。予習復習好きなように始めることが出来ます。教材はその上のランク発展編も対象としています。そうしますとかなりな負担がかかってきますが教材の問題を自分で動画を見て解決できるのであれば問題はありません。要は此処から実践的に次のステップに進むことが出来るかどうかです。従来は集団塾ではオンラインのように家庭でも先生の問題解決を見ることが可能な塾が沢山ありました。特にこの新型コロナの事実でオンライン化、デジタル化が非常に勢いを増して進んできました。その代表がatama+ なのでしょうか。「その塾atama 入っていますか?」というCMは集中的に全国を駆け巡りました。もう昨年の10月からやっていますのでその話は何度もしていますので今日は「動画」です。http://mm-homepage.com/dozan/

 ホームページにも書いておきましたがこの動画はライブ授業とアニメーション動画に分類されます。集団では先ほども言いましたがそういうことが可能でしたが個別では難しいと言われていました。事実難しいと思います。個々のレベルが違いますし教材も異なるのですから動画でその子供たちを映して進めるということは困難なことに違いはありませんでした。しかし、反面立場を逆から見てみるとなるほどということが理解できました。つまり子供に教材のレベルを合しているのであるならばその問題を一流講師が解説していくことは可能になるのです。全く真逆の発想です。全科目全員に配信開始です。非常に楽しみにしている方も多いと聞きますし現在新しい教材を3月1日から使用していますので待ちに待った子供たちの顔が目に浮かびます。通常授業でその上のランクを選んでいる方は400点以上の方、偏差値60以上の方が対象となっています。ご存じのように明光義塾では入塾テストはありません。ですから教材で一種のクラス分けのようなことをしています。全ては教材が物を言いますが一冊完璧にこなせば云うことはないと思います(他の教室は知りません)。

 先日あるところから大江健三郎の直筆「新しい人よ眼ざめよ」という小説のタイトルを書いたものを頂きました。新しい人、この小説は困難に自分から解決するために立ち上がっていくという7編の短編集なのですが非常に興味深いものです。新しい人、ある日突然に自分の考え方を明確に打ち出すことが出来る。それは知識があるから出来ることで知識がなくいつまでも精神論を解くならばそれはもう戦時中の時代とまったく同じになるのです。私はこの本をはじめ読みずらかったのですがともあれノーベル文学賞を受賞された方ですし郷里の先輩でもあるわけですので難解な言葉をこなしながら読んでいきましたが最後には非常に感動的なことがありました。それは「眼ざめ」だったのです。

 私どもの世界でも急に水を得た魚のように驚くような点数を伸ばしていった人も見えます。反面あまり変わらない方も見えます。その違いは一体何なのだろうと思うのですがそれは結局は「集中力」の問題なのだと思います。先生の話を聞く、話す、問題を解く、誤答について自分の解釈とどこが異なるのか等々。そうすることによって一段とスピードアップしてきます。鉛筆のカツカツという音が非常に響いてくる生徒もいれば鉛筆を削らずにだらだらとした文字を羅列している子も見えます。そういう子にはノートの取り方から始めます。ノートはA罫、B罫となりますが基本的にはB罫を薦めています。もっとわかりよく言えば線と線の間隔が狭いノートを中心にしています。なぜそういうノートを使用するのか知っている子はいるでしょうか。入塾する時にはお話をしていますが訂正や補助的な言葉を挿入することがしよいのです。英語であれば和訳は下段に、数学は二行使用して書きましょう。二分の一を書いた場合幅が広い時は一行で描けます。しかし、複雑になれば分からなくなります。だからよく分かるようにB罫を使用してくださいと云っているのです。細部については先生にお聞きください。多分、A罫使用しなさいとは言わないと思いますがB罫至上主義ということでなありませんので誤解のないようにしてください。

 このようにして動画配信を始めましたが他塾と差別化を図るために同じ土俵に上がって勝負する気はありません。私どもは私どもの特徴を持って進めていきたいと思います。今更「お宅の塾の特徴は何ですか?」と聞く方も少ないでしょうが心の中にはあります。それが塾の格であり品であると考えます。他の塾より成績を上げるようにしていますとか講師が凄いですとかできるまでやりますとか・・・。そういう言葉の羅列は何処の塾でも言っているのですから保護者の方は困るでしょうね。同じなら安い方がいいに決まっています。私が親ならそうしますしそれが至極当たり前の考え方ではないでしょうか。だから正直個別指導がこれだけ多く増えて来たと云うことにもなっています。まさにコンビニ状態です。場所の選定でいい処には四方に個別指導がある。集団塾すら個別指導と看板を上げている。昔、個別指導を足蹴にした塾も個別指導なんてわかっているのかどうかそれさえ怪しいのですが実際は実施している。それは皆生きていくためには時代に合わしていくしかないのです。少子化の中でパイの取り合いをするならば強者と弱者に分かれてしまい弱者は淘汰されます。しかし、「一寸の虫にも五分の魂」があるのです。

 新学期がもうすぐ4月7日、8日辺りから始まります。希望に胸を膨らまし未来に大きな夢を持って羽ばたいてください。大江健三郎の云う「新しい人よ眼ざめよ」今がその時です。

<今日の言葉>
「泣いてパンを食べた者でなければ、人生の本当の味は分からない」
              ゲーテ

絢香「はじまりのとき」

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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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