驚き。
おもしろい。
読みやすい。
いろんな雑誌に寄せたエッセイ(?)などをまとめた本だが、どれもこれも、僕が生まれたのと同じような時代に書かれている。半世紀近く前のものだ。
なのに、文章が新しい。というか、古くさくない。
作家の子母沢寛をしのぶ一文に、「子母沢さんの文章には、みじんもてらいがなく、滋味にあふれ、枯れた味わいがあった」というくだりがあるが、枯れた味わいはともかく、永井龍男の文も、みじんもてらいがなく、滋味にあふれているな~。
★★★★☆
驚き。
おもしろい。
読みやすい。
いろんな雑誌に寄せたエッセイ(?)などをまとめた本だが、どれもこれも、僕が生まれたのと同じような時代に書かれている。半世紀近く前のものだ。
なのに、文章が新しい。というか、古くさくない。
作家の子母沢寛をしのぶ一文に、「子母沢さんの文章には、みじんもてらいがなく、滋味にあふれ、枯れた味わいがあった」というくだりがあるが、枯れた味わいはともかく、永井龍男の文も、みじんもてらいがなく、滋味にあふれているな~。
★★★★☆