9EX

シイジビデフエ
アドフリミエロ

AY08

2014-12-29 11:11:11 | 小説
 (サワちん、何? 怖い顔して……)
アスカはサワちんを見つめ言いたいことがちっとも言えなかった。
自分のことをさらけ出すのが怖かったから。
サワちんも同じかもしれない、お互いの気持ちがすれ違っていた。

(わたしたち友達とか聞く?……)
(友達なってくれるとか言う?……)

(あたりまえやん……)そう思っても口に出せない自分がもどかしかった。

(友達って何?

知ってるサワちん。
相手のこと信用してなかったら、自分がブログで小説書いてるなんて言えないから。
自分が小説を書いているなんて恥ずかしくて言えないから。

それなのに何?
いきなり、ウチの教室に入ってきて
メール読んでくれたって自分のことばっかり言ってきて……)
アスカの頭のなかでサワちんにいっぱい言いたいことがあったのに、何一つ言えなかった。

「メール送ってもらって返事書けなくてごめん、サワちん……ウチのパソコン兄貴も使ってんねんやんか、私宛のメール、兄貴が勝手に読んだりするねん。だから、メール送らんといて」



――吉高浩司――
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