♪お玉つれづれ日記♪ ~沖縄★美人画報~

     
     ひらひら舞い落ちる うす色に

         言い当てられた気がした

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オオヤドカリ★真夜中の引っ越し

2004-09-25 | 沖縄~竹富島回想録
八重山諸島の中の宝石のような美しい島、竹富島。
南の島の豊かな風土は、いろいろな生き物を慈しみ育てます。



夏休みのある日、私働いていた民宿に、
かわいい小学生がお母さんと一緒に来てくれました。

南の島は初めてで、みるものすべてが、新鮮なのでしょう。
彼が、素直に驚嘆する様子を微笑ましく眺めていました。


すっかり仲良くなった私は、その若いボーイフレンドと
手をつないでお散歩に出ました。

この島に生息するオオヤドカリ
見せてあげようと思いついたのです。


「オオヤドカリ」は、絶滅を危惧されている種の、
珍しいヤドカリです。
普通のヤドカリより大きめの体を、サザエのような巻貝でつつみ、
夜、ごそごそと浜辺から陸に上がってくるのだそうです。


実は私は、オオヤドカリがよく出没する穴場を知っていました。

とある民家のご主人が、海で巻貝を採ってきて食べたあと、
無造作にポンポンと、貝殻をお庭に並べているものだから、
夜になると、海岸から上陸した「オオヤドカリ」たちが
どこからともなくわさわさとやってきて、うんせうんせと
自分に合うサイズの家を探しているのです。

いわば、ヤドカリたちの「住宅展示場」みたいなもので、
彼らの間では、人気のスポットなのかもしれません。
 

残念ながら、昼間はオオヤドカリの姿はみえませんが、
少年はこの秘密の場所が、いたく気に入った様子で、
貝がらを探して、あちこち探険しています。
 

カンカン照りの日ざしの中で、
貝殻を耳に押し当てた少年は、
「これ、海の音がするよ!」と、
最高の笑顔で私に教えてくれます。
 

そうだ!晩御飯のあと、夕暮れ時の海を彼に見せてあげよう。
西桟橋の圧倒的な夕日に、きっと喜ぶはず。

ささやかな作戦を頭に浮かべつつ、
私も悪戯っぽい微笑みを、彼に返しました。





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8 コメント

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素敵な笑顔 (むつ)
2004-09-25 17:03:05
お玉さん、こんにちは♪

オオヤドカリのお引越しは、真夜中なんですね。



ボーイフレンドの笑顔、かわいいです^^

見ているこちらも、笑顔になれます(*^^*)
夏休みの自由研究 (お玉)
2004-09-25 17:27:24
◆むつさん



この小さい男の子は

夏休みの自由研究の題材を求めていたのです。

この、かわいい笑顔にお玉はノックアウトでした。
ええ? (ヒロ†)
2004-09-25 19:58:46
 オオヤドカリって、そんなに大きな貝に住む位大きいの???



(そういえば、タラバガニもヤドカリだったよね。あのくらいの大きさのヤドカリぐらいいるのかな??)
すてきな話しですね (紅蓮)
2004-09-25 20:30:51
こういうお話しを読むと、お玉さんがよくいっているツボ(?)を刺激される気がします。

それで、ぴょ~んと竹富島に飛んでいきたくなります。その男の子、きっとずーーっと忘れないいい時間を過ごしたでしょうね。
まだまだ驚くのは早い! (お玉)
2004-09-25 20:42:46
◆ヒロ†さん



オオヤドカリは、小さめのサザエぐらいです。

なかには大きいものもいますが、珍しいです。



でもね、これ!みてください。



http://www.sizenken.biodic.go.jp/rdb/txt/content/071.html

ヤシガニというのですが、

竹富島にはこんなバルタン星人のような

絶滅危惧種もおるのです。

お玉は一度見つけましたが、捕獲に失敗しました。

紅蓮さんのツボを直撃! (お玉)
2004-09-25 20:47:27
◆紅蓮さん



この男の子ね、すごく活発でかわいかったのです。

いろんなことを一生懸命に私に話してくれました。

お女中なので、一日中は遊べませんでしたが、

子供の声が響いている風景は、いいものですね。
ハイサイ! (ビーチャーのくもくも貝)
2004-09-25 23:40:06
こんばんわ、お玉さん。

わざわざ石垣島まで虎を持って来て下さってありがとうございました。

お礼にシマーもってきました。

とぅばらーま大会前夜祭の振る舞い酒なので、

遠慮しないで呑んでくださいね。

これからぶがりなおしなんですよ。



僕は口のある貝なので、

シマーも呑めちゃうんですよっ!



ハイサイ! (竹富島の美人オオヤドカリ)
2004-09-26 05:17:50
◆くもくも芸人さん



うほー

これまった、うまそーなシマーですこと。

それじゃ、ちょっと貝殻を脱いでいただきましょうかね。

ちびちび。



それはそうと、とぅばらーま大会って懐かしい!

お玉が民宿にいた頃も、

出場者の内地の人が三線を携えて泊まりにきてたんですよっ!

いいなあ、くもくも貝さんは、近くで聴けるから。

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