見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

栄養学が限界を迎えて~食生活基礎講座

2018-09-02 20:55:12 | 持続可能社会

 朝、ホテル一畑まで迎えに行き、9:30から16:15まで、ほぼ一日の長丁場、基本的には同じ要旨のお話でしたが、新たな目から鱗だったり、そうだった!というのもあり、とっても有意義で濃い幕内秀夫さんの「食生活基礎講座」でした。
 参加者は少なかったけど、それだからこその全員かぶりつき、深い意識の交流ができたかな?



健康な歯茎は農家の人
 参加者に歯科医の先生がいらっしゃいました。
 1,000人余りの来院患者の口腔を見てきたが、とても健康的な歯茎をしている方は農家の人か健康にとても気を付けている中の一部(!)の人たちです、と自己紹介の時に話していらっしゃいました。
 一緒に参加された歯科衛生士さんは、幕内さんの講演を聞いてから、口腔ケアの指導を間食指導から食生活全般へと変えてきました、と話されていました。
 お二人のお話は今日の幕内さんの話と深くリンクしていましたが、それは後に譲るとして、、、

 恐らく初めてだったと思いますが、ご自身のプロフィールについても触れられました。
 学生時代、徒歩での日本列島縦断や、山梨の棡原地区の疫学調査を見て現地入りし、勤めて2年の職を辞したこと、この時代に書かれた食生活と健康に関する本を全部読み漁ったこと、食事療法を実践する全国の医療施設をくまなく回ったことなど、社会人でも現場主義に徹した姿は感嘆ものです!
 いい意味で相当変わっているよなあと思ってきましたが、その思いを新たにしました。

栄養学が限界を迎えている
 さて、肝心な講座の話はいっぱい伝えたいことがありますが、その要点だけを簡略に。
 最初に、栄養学の登場で明治期から食生活の考え方が何が取れるかから何を食べるかに変わり、栄養素を考えることが科学的な食生活だとの常識を作ったが、人が生きていく上で栄養素でわかっていることはごくわずか、腸内細菌叢(フローラ)の研究が進むことによってここ数年で大きく変わるだろう。

 栄養素は参考にしかならないのに指針にしてしまったことと、欧米崇拝主義が最大の誤り。
 その結果は、
食が欧米化したのではなく、成分が自由に調整できる「工業製品化」し、米の消費量の減少を招き、そして、最大の変化は「主食」の工業化という現実を生み出した。

食の工業化とカタカナ主食の行きつく先は
 その主役はカタカナ主食で、それが増えて
  〇「工業製品」だらけになった
  〇食品の安全性の不安が増した
  〇地域性や季節感がなくなった
  〇「咀嚼」しなくなった(食事の咀嚼回数の激減~味のあるものは噛まない!)
  〇だらだら食べになった
  〇油脂類と精製糖を一日中とるようになった

 その結果、寿命の短命化が進もうとしているが、その先進県は劇的な食生活の変化を体験した沖縄で、65歳以下の死亡率(約30%)は全国トップ。
 
油脂類と精製糖で工業製品化したカタカナ主食の浸透で、日本全体が沖縄を追随している。
 沖縄の久米島では、中2の52%に糖代謝異常との調査結果があるが、全国の子どもがそれに追随している現状、僕たち大人は良いけど、これからの時代を託す子どもたち、このままでいいの?

90歳、100歳まで畑仕事 
 僕は、酵素玄米と味噌汁を中心にした食に切り替えて(やってみるとこれがとっても美味しい)、体重が劇的に減ったこともありますが、体質が劇的に変わりました。
 玄米を食べる時、咀嚼回数は一口30~100回、こんな食生活に似合いの副食ですから、少なくとも戦前の1,400回以上にはなるだろうと思うけど、僕の歯茎は健康な色をしているのかなあ(^^

 90歳、100歳まで畑仕事をして、ある日突然倒れてそのまま召されて行きたいもの。
 10年もベッドやチューブに繋がれる人生はごめんだなあ。

 結局横道にそれてしまい、中途半端な報告になりました。
 明日からは、また百姓仕事がまっていますので、以上で!

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