ヤマハPC2002Mを保修しました。
メーターランプを12個取り付けました。オリジナルの麦球が1個切れずに残っていましたのでフィラメントの抵抗を測ると17Ωでした。今回入手した麦球の抵抗は36Ωでしたので明るさは暗くなってしまいましたがなんとか役目は果たせそうです。
ボリュームのツマミの空回り修理は、メータパネルを外すとツマミと連結したボリュームが裏にあり接続部のネジ2コを締めつけて完了です。
麦球(長さ6mmくらい)
スピーカ端子はバナナプラグが使用できるタイプに交換しました。
入力部はマイクプラグ用になっているのでRCA端子⇒マイク端子変換プラグが必要です。
アルテック620Aスピーカで試聴してみました。
やはり低域の制動力が効いていて低域の音像はしっかりしています。しかし深い低音の出し方はしません。
アルテックは高域が強く鳴るためうるさくなる傾向がありますが、このアンプは高域は少し抑え気味なので聴きやすくなる感じです。
現在620AはLUX MA-88(真空管KT88PP)で鳴らしていますがもう少しマイルドで人の声はやはり球の方が聴きやすいです。