先日のパソコン用の小型アンプのテスト中に、S.M.S.LというメーカーのSA-98Eというデジタルアンプについて評価が高い記事が目にとまりました。ハイエンド・オーディオアンプを超える音質だとされていて是非試聴してみようと入手しました。
これまでのデジタルアンプとの違いは、ハイパワーなところです。従来の製品は10~50W前後の出力でしたがこの製品は160Wと謳ってあります。価格も8.5k円ですから今まで入手したものよりは高価でした。
ハイパワーをカバーするため電源アダプターも本体より大きく二次側電圧は36V・電流5.7Aとなっています。
テスト入力はCDから、スピーカーはJBLモニターです。
試聴結果
①分解能・広がり・定位は素晴らしいものです。
②鳴らすのが難しいと言われるウーハーを駆動し、低音の音像をキチンと出します。ただしゴリゴリしたような厚みのある低音の表現は弱いと思いました。
③音量を上げてもそれほどうるさくならず聞きやすい音質です。
④人の声も良く表現します。これに球のアンプのようなうるおいや音の上品さのようなものが出れば主力システムになるのですが・・・・まだそのレベルには達していません。
以上、1万円以下のコストでこのレベルの音質が聴けることは素晴らしいと思いました。
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