南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

稲荷神社って?

2014-10-29 | ふるさと調査

この地域の白山神社にある稲荷様の鞘建屋の柱が朽ちて倒れそうになったので寄付が呼びかけられ修理されました。修理後、鞘も社も赤いベンガラが丁寧に塗られていました。

社の中に色付けされた像が入れてありました。背中に文久3年と書かれています。後5年で明治になるのでそれほど古いものではないようです。

像はキツネに乗り稲束をかついでいます。ちょっと不思議な感じがするのでネットで稲荷神社を調べると、概略次のよな神話の説明がありました。

「太初の時代、人口が増加するに従い、主食の増量が必要となり、天照大神は五穀生産の担任者として豊受明神に命じました。

その際、豊受明神は稲の頒布に狐を使いました。

稲荷の文字は稲を荷ぐという意味です。

他の説では稲荷とは言霊学上、飯成といって飯種を成らせるという意味と取れます。

こうしたことから農民は、狐の労に感謝するとともに豊作を願い稲荷大明神を祀りました。

女神が狐に乗り狐が稲を咬えている稲荷神社の御札など、それを表わしたものです。」