前回7月13日の高澤観音(日龍峰寺)を書いたブログで紹介できなかったところを本日名古屋からの帰路撮影したので二回目として書きます。
高澤観音への道は、前回紹介した案内の場所と、もう一か所あります。
今回の県道58号線からの道順のほうが山門へ向かうため良いかも知れません。
案内版から左へ入り、山を左回りに上っていくと途中に山門がありました。
山門はかなり風化しています。また左右の仁王像も風化が激しく手入れができていない様子で少し残念です。
右に立つ、弘法大師像は新しいものと思われます。
車が普及する以前は、この山門から本堂へ上ったようです。
自動車道をさらに上ると前回のブログで書いた車止めとなる大きな駐車場へ到着します。
本堂の具体的な様子を追加します。
本堂の左には神仏習合よろしく大黒様が、左にはびんずる様が祀ってあります。
また、天井には二人の天女の絵が描かれています。文化12年(1815年)の寄付となっています。
壁には、明治時代のいくつもの奉納絵が掲げてありました。
また本堂へ入る階段の天井に参拝した記念に記したと思われるたくさんの筆文字があります。
江戸時代の年号も多く、江戸時代から明治時代にかけて相当にぎわったものと思われます。