大野原中学校は文部科学省の指定を受け、コミュニティ・スクールを推進していくことになりました。6月4日(火)に第1回学校運営協議会を開催しました。委員に、前田区長、朝日民生委員、朝日老人会会長、田前学校評議員、田中元PTA会長、バイオリニストの岩永さん、前田青年会長、中村PTA会長を教育委員会が委嘱し、本業議会会長に前田区長、副会長に中村PTA会長に選出されました。
教育委員会から教育長、教育部長、課長、指導主事が来られ、学校運営協議会の組織について説明があった後、次のことを協議しました。
① 本校の本年度の学校運営方針等について
② 学校運営協議会の事業計画、年間計画等について
③ 学校評価について
コミュニティ・スクール(地域運営学校)とは、
学校は、これまでどちらかといえば学校職員だけで、学校目標を決めたり実践したりといった活動を行ってきました。しかしながら、そのやり方では、多様化する保護者や地域の要望に十分応えることが難しいケースも生じてきました。
こうした課題への対応の一手段として、コミュニティ・スクールを設置する学校が全国的に広がっています。(平成24年4月現在、全国1,183校)コミュニティ・スクールは、地域や保護者の方々の代表者(学校運営協議会)が、校長先生たちと一緒に学校目標を決定したり、評価をしたりといった活動を行うなどして、地域のみんなで地元の学校をよりよくしていこうというねらいを持って始まった制度です。
嬉野市では、平成19年度より嬉野中学校、平成22年度より塩田中学校、平成24年度より吉田中学校をコミュニティ・スクールに指定しました。今年度より新たに大野原中学校も指定されました。
学校運営協議会では、
① 大野原中学校校長が掲げる学校目標、目指す教師像、学校像、本年度の教育の重点といった学校運営に関して話し合いま す。また、最終的に全委員で「こんな大野原中学校にしていこう」という具体的な学校運営の在り方を共有します。
② 学校運営について保護者及び地域住民の声が適切に反映されるように努めます。
③ 学校運営の内容について、より良いものに改善していくために評価を行います。
大野原中学校では、小学校と連携し、様々な体験活動など地域の方々の力を借りて児童生徒の豊かな心を育むよう取り組んでいきます。これまで、大野原では多くの方々の協力を得ながら教育活動を展開して参りました。そういったこれまでの活動を基盤としながら、様々な意見を出してもらい、より良い学校運営を目指して協議していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
~「学校」で学び・「家庭」でしつけ・「地域」で育てる~
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