日本キリスト教団 大塚平安教会  

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わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊の為に命を捨てる。

2019-01-09 09:13:56 | 子どもたちに福音を

【ヨハネによる福音書10章11節)

 皆さん、羊という動物を見たことがある方、おられますか。羊はね、ずっと、ずっと昔から人間と一緒にいた動物です。猫も犬も人間と一緒にいましたが、でも猫とか犬はペットです。かわいい家族の一員です。

 羊も人間とずっと一緒にいましたが、羊はペットではありません。むしろ、宝ものと言っても良いかもしれません。どうしてか、羊の毛から、セーターとか、パジャマとか暖かくて気持ちの良い着る物が出来ます。それから、羊の肉は美味しいお肉で御馳走になります。羊の皮で、バックや敷物にもなります。

 みなさんウインナーソーセージ好きでしょう。ウインナーの原料にもなります。羊のオッパイからヨーグルトやチーズも作られます。それから、石鹸とか化粧品が作られます。羊の骨や血を使って、薬も作られるそうです。そして、何と羊の糞も大切な燃料となりますし、植物の肥料にもなります。昔は紙もありませんでしたから、羊の皮を薄ーく伸ばして、紙の代わりにして文字を書きました。

 みなさん、ギターって知っていますね。ギターには弦って言って糸のような物を鳴らして音を出すでしょ。その弦も羊の腸が使われていました。

 羊には小さい角もありますが、その角は服のボタンにもなるし、ハンコにも使われているそうです。

 ですから、人間が生きて行く為に必要なものが沢山羊にはありました。そんな羊を沢山持っている人はお金持ちでしたし、羊そのものが宝物でした。人間には無くてはならない本当に大切な羊、ずっと人間と一緒でした。

 でも、もう一つ、羊はね、羊だけでは生きていくことが出来ないくらい臆病な動物でした。素早く動く事も出来ませんし、視力も弱くて、大体0.01位なんだそうです。だから1メートル先位しか見えないんですね。

 羊は一匹では生きて行くことが出来ません。ですから、沢山の羊が群れを作るのですが、それでも人間が一緒にいると安心するようです。怖い動物から身を守ることが出来ますし、食べる草があるところにも連れていって貰える。ですから、羊と人間はね、昔から友達のようにしていつも一緒に過していたわけです。

 そんな羊のお話しをイエス様は時々話されました。今日もそんなお話しをされた箇所を読みました。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊の為に命を捨てる」と言われました。

 どういうことか、それは人間が羊を大切に飼っているように、イエス様は、私たちをしっかりと大切に見ていて下さいますよということです。

 羊も一匹では生きていけませんが、人間も一人では生きていけません。人間の赤ちゃんが生まれるでしょ。でもね、赤ちゃんは絶対に1人では生きていけません。必ず誰かの助けが必要です。そのようにして、私たちは全員赤ちゃんとして誕生して、今、生きているということは、誰でも、必ず誰かに助けてもらいながら今まで生きたということです。

 そしてね、良い羊飼いといのはね、どういう羊飼いかというと「絶対に逃げない」ということです。狼が襲ってきたら、悪い羊飼いは羊を置いて逃げてしまいます。熊が襲ってきたら、悪い羊飼いは死んだふりをするかもしれません。

 でもイエス様は「私は良い羊飼いである」と言われました。それは、あなたが今、どんな状況の中にあっても、どんな状態の中にあっても、あなたから逃げないで、いつも一緒にいますよ。あなたが子どもの時も、大人になっても、年を取ってしまっても、体が動かなくなっても、自由に動けなくなって来ても、どんな時も、嬉しい時は勿論、悲しい時、涙する時、いつもイエス様が一緒にいて、慰め、励まし、力付け、一緒になって生きて行こう、頑張っていきていこうよと、決して逃げることなく、いつも一緒にいて下さいます。それが、神様の大きな愛の力なんですね。

 どんな時も良い羊飼いとしていつも一緒にいて下さる神様に感謝して今週も過して参りましょう。お祈りします。


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