日本キリスト教団 大塚平安教会  

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愛がなければ

2017-03-06 11:22:50 | 子どもたちに福音を
【マタイによる福音書4章1~4節】 

 先週は誕生されたイエス様の子ども頃のお話をしました。「知恵が増し、背丈も伸びて、神と人とに愛された」とありました。そのようにして神様に愛されて大きくなり、大人になったイエス様がいよいよ、どうしたかというと、その神様の愛を人々にお話しすることを決心されました。でも、本当に自分が神様の愛の教えを沢山の人々にお話し出来るだろうかと思ったのかもしれません。
 
 一人で、誰もいない、荒野という木もない、草もない、勿論、食べるものもない砂漠のようなところに行って、断食と言ってね。食事を取らないで、自分が神様の働きを本当に出来るかどうか、ずっとお祈りをすることにしました。それも40日間も続けて行いました。

 人間は40日間も食べない、水も飲まないと死んでしまいます。普通の人で食べない、飲まないとすれば、4~5日で本当に危険な状態になりますし、10日も続けば本当に死んでしまうと思います。
 イエス様は神様の子どもですから、40日間、食べない、飲まないとしても、死ぬことはありませんでしたが、とっても大変だったと思います。その40日間のお祈りの時が過ぎて、イエス様は無事生きていました。でも、その様子を見ていたサタン、悪魔がやって来ました。

 サタンとは、神様の御心を行おうとする働きを邪魔するものです。そして出来るだけ、人を神様から遠ざけて、人を悪い心にしようとするのです。悪い心とは、意地悪な心、わがままな心、頑固な心、です。イエス様の心をそんな心にしてしまおうと考えて近づいて来て話しかけました。もしかしたら、優しく話しかけたのかもしれません。「お腹がすいているだろう、お前は神様の子なのだから、この石がパンになるように命じたら、パンを食べられるよ」そう誘惑するのです。

 でもイエス様は答えました。「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きるのだ」
この言葉はとっても大切な言葉だと思います。

 私たちは、お腹が空いたら御飯を食べることが出来ますね。朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんと食べることが出来ます。当たり前のことですけれど、でも本当はとっても幸せなことだと思います。世界中には沢山の食べられなくて困っている人がいます。
そんな人たちの為にも私たちは神様に困っている人たちに食べ物が備えられますようにと祈って、心から願いましょう。
 
でも、人は食べ物があれば生きていけるのかというと、決してそんなこともありません。

 昔の話しです。ある国の王様が、生まれた赤ちゃんはどうして言葉が話せるようになるのか実験してみようと考えたそうです。そして、ある生まれた赤ちゃんを育てる時に、食べ物も、飲み物も充分に与えなさい。でも、声をかけないように、言葉を話さないようにして育てなさいと命令したそうです。言葉を話さなくて、何歳になったらこの赤ちゃんは言葉を話し始めるのだろうって調べようとしたのです。
どうなったと思いますか。残念ながら、その赤ちゃんは死んでしまいました。

 どうしてか、人はね、言葉をかけてもらわないと寂しくなります。あなたが大切だよって、あなたを愛しているよって言葉をいつもかけてもらわないと、寂しくって、悲しくって、生きていけなくなってしまうのです。【※ イタリアのフリードリヒ2世が行ったと言われる出来事です。】

 人間は、食べ物が無ければ死んでしまいます。だから食べ物は絶対必要です。でも、食べ物があっても、そこに愛がなければ死んでしまいます。愛とは、神様の口から出る、イエス様の口からでる、言葉の一つ一つで本当に生きるのです。
 みなさんも、神様から愛されています。みんなが愛されています。その神様の愛の中で生かされているなぁ、感謝だなぁ、神様ありがとうございますと感謝しながら、今週も過ごしていきましょう。
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