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北斗星つながりでピンチはチャンスと熱海研修の思い出が…

2017-02-20 11:50:30 | 国内旅行
昨日「寝台列車に乗ったことある?」のお題に沿って、以前勤めていた会社の出張で「北斗星」に乗車したことを書き、勤めていた頃のことを思い出しました。

ソフト開発のまだ若い会社でしたが、技術者に限らず間接部門の教育や育成にも熱心で、決算では期末賞与が出たり、○周年記念でハワイに社員旅行…と右肩上がりの成長で、社員をとても大事にしてくれる企業でした。
ところがだんだん景気が悪くなり第三次産業は特に打撃をまともにうけてしまい、いくら努力しても昇給率や賞与を下げざるを得ず、資金繰り悪化で経費削減を余儀なくされても研修費と福利厚生費だけは削ることなく社員教育に一層力を入れていました。

創業社長のポリシーで、例え技術者が転職したとしても新しい会社で即戦力として力が発揮できるよう技術力だけでなく社会的人間性を併せ持った「あの会社出身なら間違いない」と言われるような人間を育成したいと!

そう、「ピンチはチャンス!」「経済距離・経済時間!」「総務は会社の要!」と叩き込まれ^^、私もいろいろなことを学ばせていただきました。

子会社の設立登記、札幌駅近くに構えた事務所の開設、関係企業や大学の先生をお招きしての設立祝賀会のセッティング・司会…
数年後には景気悪化により休眠するための諸手続きや社員の失業手続き、銀行あいさつ周りなど普通では味わえない経験が若いうちにできたことを思い出し感謝しています。

唯一マイナーな思い出といえば、熱海伊豆山で1泊2日の研修に参加したことです。
私以外だいぶ年上の男性30人位で、そのためずっと使っていなかったような広いけど汚ないお風呂(ふやけて大きくなった蝉の死骸が)と、研修会場からすごく離れた薄暗い所に女性専用のトイレを設けてくれ、古い広い和室の真ん中に布団が敷かれ、ひとり占めとはいえ落ち着かない閑寂な夜を過ごしたことです!
輪をかけて、あくまで噂の域ですが、あ○○だ事件があった場所と後から聞き、未だに本当かどうかは確認していませんが、何を研修したのかスッカリ忘れるくらいの経験でした。

その会社を退職後、アメリカのゲーミングマシンの日本法人に転職したとき面接してくださった方がソフトウェア関係の出身で前会社を知っていて、そのおかげかどうかはわかりませんが、新聞募集で結構な倍率のなか、契約社員でしたが入社にこぎつけました!

寝台列車つながりで、違う方向に話が広がってしまいましたが、たくさんの思い出がよみがえり、
もう新しい事に挑戦はできないかも知れませんが、また仕事がしたくなりました


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