ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。雨でも晴れでもここでは毎日「さいらん日和」。

夏休み企画第1弾:トンガリロ・クロッシング前編

2012-01-08 | 旅行
ロッジからバスに乗って約20分。

着いたのは荒涼とした場所。すでに雲の中です。
何台も同じようなマイクロバスが到着し、人が降りてきます。


降りた人々は一列になって、ぞろぞろ歩き始めます。

トンガリロ・クロッシングと呼ばれる、トンガリロ山縦走のスタートです


雲が厚く垂れ込め、視界はこんなです。

人が大勢いるので不安はないですが、道しるべだけだったらかなり不安~


トンガリロ山は標高1,967mで、
トンガリロ国立公園の最高峰ルアペフ山(標高2,797m)

(冠雪をいだいたルアペフ)


ナウルホエ山(標高2,291m)

(富士山にそっくりなナウルホエ)
に次ぐ高さ。



昨年10月から不意に始った、西蘭家散歩部の初合宿が、
いきなりトンガリロ・デビューとなりました。


トンガリロ・クロッシングはトンガリロ山を標高1,000mの地点から歩き始め、レッド・クレーターと呼ばれる標高1,900mを通過し、反対側の標高600m地点まで歩く、距離17km、時間にして7~8時間のコース。

しかし、距離はもうちょっとあったようで20kmぐらいあったような?!
(まぁ、山道ですから真っ直ぐ歩くことすら難しい場所も)


目指す山の反対側の駐車場まで、あと17.75km、6時間10分。
(すでに上の図と距離も時間も合っていない標識

これが最初の休憩ポイントでした。エコトイレがあるだけの場所。


相変わらずなにも見えないばかりか、

上昇するにつれ、雲が濃くなってきました。


山頂がどこなのかも見えず、

かえってプレッシャーもなかったとか
ただただ見える、目の前の道を登っていくばかりなり~


し・か・し、

突然雲が切れると、こんな視界に
逆に言えば、かなりの強風で、


すぐに雲の中に逆戻り

すぐ後の温(17歳)と夫もこの通り。


数メートル先の善(14歳)は服が赤だったので目立って助かりました。

雨も降り出し、湿度120%な感じ
でも、この時点では寒くはなく、汗をかくほど暑かったです。
短パンの人多数。善は半袖のTシャツにペラペラのレインジャケットのみ。


雨足が強くなり、帽子のつばから水滴がポタポタ垂れてくるほどに。

温と夫とははぐれてしまい、善と2人で登り続けました。


この辺はかなりの風で、岩陰に身を寄せることも。

両側が崖のようになってきて、みんな道の中央を歩くように・・・
リュックが大きな善がヨロヨロ歩いているように見え、母やや心配。
(でも考えたら、私より体重があるんでした


また標識。駐車場まで戻ったら2時間半だそう。まだ、たったの6.4km

隣の富士山に似たナウルホエ山の山頂まで往復3時間。


しかし、雲でなんにも見えず
温と夫も全く見えず


残りの行程は13km、4時間

「そんなに早く降りれるもの
と思うほど先が長く感じられました。


この辺りは視界が最悪で、

数メートルごとの目印の杭も2本目は霞んでしまいます。


黙々と歩く人たち。

寒さもMAXで、手袋を持っていなかったので手もワナワナ~
この時点では善が半袖のTシャツにレインジャケットだけとは知らず~
長袖のパーカーも厚地のフリースも背負って歩いていたのに

本人、寒すぎて余裕がなく、ひたすら我慢していたよう
道幅がさらに狭くなり、柵もなく、両側が切り立ってきました。



レッド・クレーター到着。ここで折り返しです。
ここからはどっち側に降りても3時間半!

確かに月面のように不毛な地。


トンガリロ山の山頂はここからさらに1時間ほどの場所でしたが、

すっぽり雲の中で、行く人もいませんでした。
(さすがにこの視界でコースを外れるのはコワいかも~)


しかし、ここからさらに登ります。

(着替えでパンパンな善のリュック


さて、温と夫はどこに?

(つづく)