ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

落書き事件

2008-06-18 | 経済・政治・社会
今朝、学校へ行く善(11歳)を送ろうと玄関を開け、思わず絶句!

お向かいの家の塀が落書きだらけ!!!

善もビックリしたまま登校していきました。NZではままあるこの手の落書き。近所でもときどきごく小規模なものを見かけますが、これほど大きいものは珍しく、気が付いたら数軒先まで何ヶ所も派手派手しい蛍光スプレーの跡が・・・。この界隈に住んで4年になりますが、こんなことは初めてで本当に驚きました。

木やレンガの塀ばかりでなく、電柱や道路標識、生垣の木(!)にまでスプレーが。角に当たるお向かいやうちはまさに狙い目で、うちに被害がなかったのは不幸中の幸いでした。夫が昨夜8時に戻ったときにはまだなかったので、それ以降、多分夜中の仕業でしょう。

あまりにも気の滅入るネガティブさに、写真を撮って回る気すら起きません。たかが落書きですが、それがあるとないとでは風景が一変してしまいます。このネガティブパワー、恐るべしです。
被害の大きさに警察も出動する自体となり、夫が話をしてきました(覆面パトカーだとわかったそう)。後に警察から各家庭に手紙が配られました。こんなことは初めてで、事の深刻さがしのばれます。

手紙によると、
この手の落書きは「ほぼ10~15歳の男子」が犯人とか
(((@@)))

犯人像が意外に若年齢で驚きました。てっきり16~18歳ぐらいのティーンエイジャーが大半かと思っていました。

そういえば、うちにはまさにその年齢が2人いますねぇ´~`A 1人は風邪で家に缶詰、もう1人は風邪が移りかけたのか声がかすれ始め、夜9時前からベッドの中でした。アリバイ成立~v ̄▽ ̄;

警察は犯人が近所に住んでいるか、この辺に土地勘のある人物と断定しており、手や服に蛍光スプレーがついていたり、スプレー缶を隠し持っていたり、紙やノートに落書きの文字の練習をしているはずなので、「よく子どもと話し合ってみて下さい」と。なるほど!

息子たち曰く、落書きのほとんどは名前が書いてあり、グループの縄張りを示すものなんだそう。なので、消すとまた書きに来るし、他のグループが同じ場所に書いたりでイタチごっこになるそう。
これじゃ、まるで犬のマーキング ┐(  ̄ー ̄)┌

余談ですが私は横浜と湘南がびみょーに重なる地域で育ち、
「ブラックエンペラー参上」
などと至るところに書いてあったのをふと思い出しました。あまりのヘタクソな字に、
「こんなの書いてないで学校行けよ!」
と思っていた冷めた小学生でした。余談終了。

もしも被害に遭ってしまったら、即座に消すことだそうです。
断乎たる態度が再発防止への道?! お向かいもさっそく業者を呼んだそう。ペンキを塗ったレンガは驚くほどきれいに消えていましたが、木の塀は消した跡がわかり、週末にペンキを塗ることになるのでしょう。時間もお金もかかるし、ホントお気の毒><;; 

でも犯罪は犯罪、許すまじ、ですよ!

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