Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

突然な自然死・・・(2)

2015-03-25 | 大学・仕事

歯医者から電話掛かってきました。
待ってました。

なのに最初の一言。

「何?まだしぶとくNYで生きてたの?」って・・・(涙)。

生きてて悪いかっ!

つってね、
相変わらず嫌味言い合う仲。
ずーっと前からこういう会話です私達。
なので、周りの人たちがビックリする場合が多々ありますが、
至って健全な師弟関係みたいな、
上司と部下みたいな間柄で、
私は彼のことをある意味リスペクトしてます。

以下、英会話を日本語訳でお楽しみください。

「かくかくしかじかで、歯が死んだ模様・・・」と電話で伝えると、

「歯科衛生士のくせに何やってんだよ!きったねぇーなぁ!」とデンティスト。

「何にもやってないよ。虫歯にも何にもなってないのに突然死だよ!どうなってんのよ!」と逆ギレして言うと、

「そら、根っこにヒビ入ってる可能性高いから、抜こうっ!」と悪い冗談を言うデンティスト。

冗談になってないから・・・(汗)。

「マジで泣くよ。」

「さっさと来いよ。今日は?今すぐ来れる?レントゲン撮って診てみるからっ。」って。

なんだかんだ口は悪いが根は優しいデンティスト。

で、行きました。

レントゲン撮りました。

デンティスト(以下D):「おかしいねー。虫歯も無い、治療した形跡も無い、ヒビも入ってないのに、見事に神経死んでるね。痛いの?」

私:「ぜんぜん、痛くも痒くもない。」

D:「何やってたの?」

私:「一番考えられるのは、スパニッシュレストランで煮込み料理を食べてたときに、ぶつ切りにした肉の中に骨の破片が入ってたのね。それをね、思いっきり噛んだ記憶がある。それから半日、顔半分鐘が鳴ってた。もうね、あれしか考えられない。」

D:「肉食って神経死ぬなんて、そんなの聞いたことないよ。誰が肉食っていいって言ったよ?もう肉なんか食うなよ、太いんだから。」

私:「あのさぁ、相変わらずセクハラ発言半端ないんだけど!」

D:「セクハラ?君はそんなんじゃないから大丈夫だよ。まあしょうがないじゃん、今すぐ治療開始しちゃう?」

私:「ええーっっ!!ルートキャナルー(根っこの治療)!?」

D:「当たり前じゃん!今更何言ってんの?」

私:「ちょっと、取り敢えず家に帰って一回泣かせて。」

D:「ええっ?泣くの?本気で言ってんの?」

私:「マジで嫌なの。ルートキャナルだなんて人生の汚点・・・。」

D:「君、もともと汚点だらけじゃん!」

私:「うるせー。」

D:「君ちっとも変わんないね。」(しみじみ)

私:「変わったよ!何歳になったと思ってんの?」

D:「性格の話!」

私:「ああ、性格?性格はそうそう変わんないからね。気持ちはまだ20代のときのままだし。」

D:「良かった。良かった。」

私:「ドクターも変わんないよね?髪の毛とっ散らかったくらいで。」

D:「そんなこと言うんだったら、高額請求するよ!」

私:「ああ、ごめんごめん。」

私:「あのさぁ、治療費の見積もり出してよ。保険8割しかカバーしないから。」

D:「もう、いいよ。優しい俺がタダでやってあげるよ。」

私:「いいの?でも、怖いよ!タダより怖いモンはないって言うからね。手、抜かないでよ。」

D:「いつだって一生懸命やってるよ!」

私:「いつも以上に、細心の注意を払ってやってってこと。じゃないと煩いよ、私。」

D:「知ってるよ!」

っていう会話の後、
予約1時間枠取らせるだけ取らせて治療も開始せず、
結局帰宅。

その後、このデンティスト予約患者いっぱいで、
3週間先まで予約が取れませんでした・・・(涙)。

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