Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

ロボット作りのその後

2014-03-22 | NYの育児・教育事情

校長先生から表彰された今日、息子を迎えに行ったら、「Hey! あんた!自分の息子が表彰されるときに、なんで来てなかったの?!皆来てたわよ!I cannot believe you! なんで来なかったのよ!可哀相に!」とクラスママ達に避難されまくり・・・(汗)。

息子の言うことには、「デヴィッド・○○(苗字)」と名前呼ばれたら、「Davi~d!Yea~h!」と、他のお母さん達が歓声をあげてくれてたそうな。きっとボランティアで一緒のママ達に違いない。とっても頼もしい人たち。彼女達の息子の誰かと、次の学年で同じクラスになる気がしてならない。

さてさて、ご機嫌だったり、不機嫌だったり、その日によってとても態度に差のあるロボット作りの後の息子・・・。

どんなことをやっているのか、今ひとつ息子の説明を聞いても分からない。

が、先日のクラスのとき、

コーディネーターのお姉さんがツカツカと私の傍に寄ってきて、

「お宅の息子さんの集中力、物凄いですね!!1年生で、あの集中力は大したものです。ロボット作りに向いていると思います。」と言ってきた。

こんなことを書くと親バカ丸出しのようだけど、息子の「好きなことに関する」集中力は、2歳半くらいから、もうちょっとかけ離れていたから分かる。「好きなこと」限定のこの集中力は、一度出ると、食べることも、寝ることも忘れ、尿意さえ無くなってしまうほど(因みに娘も同じです)。その代わり、好きでもない、関心が普通のことには、ムッカつくほどlazyそのもの。

ということは、ロボット作り好きなのか?あんなに不機嫌なときもあるのに?

と、思ったので聞いてみた。

「でもね、先週は家に帰っても、嬉しそうに話していたんですけど、その前の週は、『できなかった・・・。何を作っているのかよく分からなかった…。』前の前の週も『ピースが固くて自分で出来なかった。時間が足りなかった…。』と、なんか彼自身落胆しているというか、葛藤している感じで、彼には難し過ぎるのかなぁ?と思っていたところなんですよ。」

と言うと、

「『葛藤』。とてもいいです!エンジニアは皆、葛藤の中から物を生み出していくんです。このクラスは、市販の対象年齢のレゴブロックをするのとは全く違います。あれは、ステップが書いてありますが、このクラスは、パワーポイントで完成品の図を見せ、どこがどう動くのか口頭で説明。その後、どう組み立てれば、完成図のような物が出来上がるか、どこまで近づけるかを考えて作ってもらいます。なので、確かに難しいとは思いますが、私達は単に手先の器用な子を育てようとしているんじゃないんです。エンジニアの卵を育成しているつもりでいます。」

と彼女。

へぇ~。そんな強い意思があったなんて、今の今まで知らなかったよ…。

いいクラスじゃん!

ってことで、帰る前にちょっとクラスを覗いてみると、今回は上機嫌の息子。


ミニ・ブレンダーを作ったんだって。上手くできたと大喜び。
(この写真も他所のパパさんが撮ってメールしてくれました。)
一部の大人達に、いたく気に入られている息子です。

カップ自体は動かず、中の部品だけがビュンビュン回転することで、中に入れた果物や野菜が上手くブレンドする仕組み。

お隣の上級生組は、カップごとクルクル回転するので、面白いけれど、
ブレンダーとしての機能がないということで間違いだったらしい。

「上手くできた~!楽しかったぁ~!」と息子。

良かった、良かった・・・。

息子に合ってるみたいなので、続けてみましょう


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