いよいよGWが始まりました。
4月29日(金)の夜は高気圧に覆われ、一晩中星空が見られました。
気温はマイナス4度まで下がりましたが、幸先の良い滑り出しです!
ただ月齢21.6の月が残っているため、夜中の12時過ぎには空は明るくなり始
め大空を覆う天の川はあと数日お預けです。
その代わり、木星、火星、土星の姿をたっぷりと堪能することが出来ました。
5月末には2年振りの中接近を控えた火星はもうだいぶ大きくなってきています。
上空に冷たい空気が入っていたためシーイングは今一でしたが昨晩撮った3大
惑星の姿をご覧ください。
まずは夕方に天高く輝く木星です。その雄大な姿に圧倒されます。
そして次は12時頃から見えてくるさそり座のアンタレスの上にオレンジ色に輝く
火星です。望遠鏡で見ると、この写真の様に白い極冠や黒い模様がはっきりと
見えます。2年に一度しか無いチャンス、是非ともご自宅の望遠鏡でもご覧くだ
さい。
そして最後に惑星の大様、土星です。やはりこのリングは何度見ても宇宙の神秘を
感じざるを得ません。自然とはよくぞこんな奇妙な姿を作り上げたものです。今年は
10月頃まで見る事が出来ます。