虎杖

2008年02月24日 | その他植物
2007年7月写真。

イタドリ(虎杖)。

問答無用の雑草。
およそどこにでも生えていて、馬鹿でかい葉と人の背を超える丈で存在を誇示している。

ウドの大木という言葉がぴったりきそうな代物だが、若芽を塩漬けにして山菜として利用する地方もあるらしい。
しかもなかなかのお味とか。
また、地下茎は「虎杖根」として、利尿・痛経・健胃剤とするらしい。

「イタドリ」は、表皮から糸状のものがとれるので「糸取(いとどり)」から変化したらしい。
「虎杖」という漢字は、若い葉の紫紅色の斑点が虎の紋に似ていることから「虎」、「杖」は茎。


 タデ科 ポリゴヌム(タデ)属
属名のPolygonumは、ギリシア語のpolys(多い)とgonu(節)からなり、茎の節がふくらんでいることから。


驚愕! これがイタドリの蕾だ!


喫驚! これがイタドリの咲き始めだ!


戦慄! これがイタドリの花のアップだ!

……虚しいのでやめます。




関係ないが、タケニグサの記事に実の写真を追加。