infinity

仕事好き?

2006-08-18 00:53:04 | beet emotion
2日前かな?二度寝してしまい、午前半休みをとった。一度目は6時に起きて、その後いつの間にか眠ってしまい、起きたら9時30分だった。無理すれば10時にいけないことはないのだが、全然その気がおきなかったので、午前中休む事にした。

自分にとっては、かなりレアなケース。まず2度寝する事はほとんどない。睡眠時間がもっとほしいと言ってはいるけど、長ければ長いほど、何か疲れが残る気がする。なので、あまり睡眠はいらない。惰眠を貪るってのも、いらない。

そんな僕が睡眠を本質的に欲している、体が意思に背いて、睡眠を欲しているというのは、何かバランスがおかしいのだ。肉体的なものは問題ない。適度にトレーニングしているし、事情があって、体も動かしている。ということは、メンタル的なものだ。大体、睡眠を欲するときは、メンタルの調整がよくない。

思い起こせば、提供が終わってから2ヶ月間、明確な仕事はしてない。具体的な結果を何も残してない。ってか、要求されてない。こりゃあ、困ったもんだ。かといって、休みをくれるわけではないので、宙ぶらりんな感じが大分続いた。こりゃあ、よくない。そんな状態で、給料をもらってるのも精神衛生上全くよくない。少なくとも、いただいている給料以上のパフォーマンスを出してないと、何か精神上よくない。

もっと冷静に思い起こすと、仕事でストレスが溜まりはじめたのが、6月だった。6月になってから、他のプロジェクトが作ったプログラムと結合するのだが、それが全然うまくいかなかった。はっきり言えば、今回は他のプロジェクトの進捗が全然遅れていた。それが明らかになったのが、6月。残り1ヶ月。微妙な人間関係とというか、組織というか、他のプロジェクトメンバーのほうが、年齢的にも全然上だし、経験的にも上。なので、指摘しずらかった。でも、結合できないと、こっちが作ったものが、正しくアウトプットされるか確認できない。1+1=5になった場合は、どこに原因があるのかを突き止めないといけない。それが確認できないが、プログラマーはあせればあせるほど、質は落ちる。なので、指摘しずらいし、他のチームだし、こっちのリーダーであり、プロジェクトのリーダーも特には言ってなかった。そんな状態が明らかになったのが、6月で、そこから1ヶ月はかなりフラストレーションがたまった。なかなか最後まで、綺麗にはいかないものだけど、今回は綺麗に終了させて、プロジェクトとしてきちんと報酬をもらうべき開発だったと思ったので、残念だった。

当然、反省会できちんと議論すべき問題点が、何か曖昧になってしまった。議論が白熱しかけたら、時間切れで場所移動しないといけなかったり、時間制限を設けてしまったため、じっくりと本質まで突き詰めていくべき問題が、明らかにできなかった。自分自身も、伝えたい内容がうまく伝わらなかった。何で最後の1ヶ月になるまで、手遅れになってる事に気がつかなかったのか?(まあ、提供できたので手遅れとは言わないけど)本当はどこで気がついたのか?どういう手を打つべきだったのか?次に同じ問題は起こるのか?その辺を話たかったんだけど、言い方が完全に悪かった。激しく自己嫌悪だった。別に誰が悪いのかを話したいわけじゃなくて、何が悪かったのかを考えたかったんだけど。それしないと、同じ失敗を繰り返すわけで。ただ、最後はもう時間だから、みたいな感じで、問題点はあまり明らかにならないまま、改善点もプロジェクト全体で統一されるわけでもなく、まあまあみたいな感じになってしまった。自分もミスっただけに、結構後悔した。

開発はハードだ、大変だ。徹夜もしないといけない。残業は当たり前。そんな常識を打ち壊して、去年以上の内容を、半分程度の期間で終わらせるつもりで挑んだ開発だった。準備に時間をかけ、必要最適なコミュニケーションをまわりととり続け、モンスターも制御しつつ、残業も22時以降はしない。それが5月末まではかなり理想的に言っていたのだが、6月からは想定の範囲外だった。つまり、まだまだ視野が全然狭かったということだ。

まあ、何とか担当のシステムを終えた後に、てっきり新しいシステムの手伝いをするのかと思ってた。というか、自分らが作るのかと思ってた。この辺のいきさつは、完全に俺の範囲外なので、意図は分からないけど、まあ、俺はヘルプという形になったのかな。俺という人は単純かつ複雑な人間で、とにかく気分を盛り上げてほしい。このシステムを提供できると、世の中にこんな新しい価値を提供できる。というのを明示してくれると、やる気があがるタイプ。とにかく、何でもいいから作れなんていわれた日には、全然俺の必要がないわけで、誰でもいいじゃん、そんんなん。ってひねくれてしまうタイプだ(爆)。というか、俺がいるのに、俺に似たようなプログラムを、それも何年も前の旧式のプログラムを、何日もかけて、頭を使ってやるなんて、こんなボランティアみたいな活動は許せない。何の新しい価値も提供していない。無駄だ。これで給料をもらっていては駄目だ。俺が1時間で出来る事を、他の分からない人が数日かけてやる必要は全くない。俺がいるのだから。(俺が死んだら話は別ね)。そんなので、残業して頑張ったなんて言われた日には、あきれてものがいえない。それよりも、もっともっと考えるべき事があると思うのだが。何だろう、持ってる力を最適に動因するための、物語と情熱をリーダーが用意すればいいだけの話だと思うのだが。(ってか、それが無いならリーダーやらないでよ。)そのために、自分勝手にリーダーになって、グループまで作っておいて、それでこの俺様(爆)を、外注のように扱うなんて、失礼というか、もったいないというか、非礼というか。単純なんだから、のせてくれれば、どんだけでも働くのにと思うが、もったいなくてしょうがない。

上記の件もあり、何だかモチベーションが下がってしまった。そう考えると、仕事好きか?という気もするが、ちょっと違う。「チームで価値創造をするプロセス」が好きなのだと思う。ものすごい、個人主義、自分勝手なように誤解されるけど、僕にとっては、一人でする仕事なんて、楽しいとは思えない。だって、苦労を共有できないから。シェアできないから。チームの色んな力と価値観がぶつかりあって、物を創造して、それが世の中に受け入れられる。そのプロセスは、嫌な面も多いけど、自分の成長と他人の成長が見られる時は、とても楽しいし、自分と同じ価値観を持ってる場合には、ほんと嬉しくなる。極端に言えば、自分の事なんて、全然信用していない(爆)。レイジーだし、低い方に流されやすい自分は、他人の目を意識しているから、怠惰になってないかもしれない。自分が分かる範囲は、大体自分があってることが多いような気はする。それは、何度も考えたことがあるから。だけど、分からない範囲については、圧倒的に他の人の言ってる事のほうを信用する。複数いればなおさら。

書くと冷静になってくる。今、バランスが崩れているのは、9時から18時まで過ごしている空間で、上記のような新たなチャレンジングなものが、まだ宙ぶらりんだからかな~って思う。で、横では一日中高校野球ばっかりみている人間もいるし(爆)。(これ見たからといって、わざわざ俺の席にこないように!)何か、情熱の行き所がなくて、もんもんしてるってのが、正直な感じなのだな~。ユーザーがわっと驚き、泣いて喜ぶような、エキサイティングな事を最後にしてみたいな~。