人も
さまよいながら花を咲かせるのか?
「サマヨイザクラ」
ここにきて裁判員制度を題材にしたドラマ増えてきましたね
同じフジでも「魔女裁判」やってますし
今回のドラマもちょっとサスペンスの要素があり
2時間で終わるところがコンパクトでよかった
裁判員制度により
裁判員に選出された相羽 圭一(伊藤 淳史さん)は
勤めていた会社で集団いじめに遭い
今はネットカフェに住み日雇いの仕事をする身だった
そんな彼が担当するのは
同じ町に住む主婦3人を殺した罪で裁かれる
鹿野川(塚本 高史さん)だった
彼もまた
家族が町の住民から集団いじめに遭い
引きこもりの状態にあったおたくだった・・・
正直な感想
みていて怖くなりました
こんなに簡単(審議は5日)に
人の生死を決めていいものだろうか?という点です
司法の勉強をまったくしていない
一般の人間が
検察側が出す状況証拠や
弁護側のがみせる同情に翻弄される
感情に流されやすい私なんて
きっと迷ってしまうと思うのです
確かに
あまりに事件が多くて
判決が出るまでに何年もかかってしまう裁判もあります
それを少しでも解消する意味も
今回の裁判員制度は含んでいます
だからと言って
たった5日で
死刑か死刑回避か、簡単にはいかないのではないでしょうか
さまざまな意見が
いままでもこれからも出てくると思います
今回のドラマは
裁判員制度と集団の悪について取り上げています
解消や解決といった言葉では
片付かない大きな問題ですね
原作は郷田 マモラさんの漫画です
原作もかなり秀作みたいですよ