南丹市八木町氷所(ひどころ)に、新島襄、八重夫妻にゆかりのある教会堂があります
市の資料によると、明治8年(1875)に同志社を設立した襄の意向で、宣教師や学生が丹波の地で伝導活動を行い、明治26年(1893)この地に氷所教会堂が建てられました
昭和になると信者が減り、教会堂は売り払われてしまいましたが、平成15年(2003)に八木町によって修復されました
中はたたみ20畳ほどの小さな教会ですが、襄直筆の額が
「真神之道愛以貫之」 真の神への道は愛を以てこれを貫く 伝道者である、襄の伝えた言葉です
敷地内には、八重ゆかりの桜の木が
東日本大震災の復興支援のお礼として、八重のふるさと福島県の桜が昨年植樹されました暑さに負けず育っています
大河ドラマの舞台がいよいよ京都に移ることから、この地を訪れる人も増えるかもしれません