セクハラ乳がん検診被害をなくそう 

三鷹市が業務委託をした、下連雀の吉祥寺通り花岡クリニックでセクハラ乳がん検診を受けました。制度の改善を求めています。

【★2023NEW!】厚生労働省に依頼「女性が安心して受診できる健康診査の体制づくりを」

2023年09月09日 16時43分51秒 | その他

先日、厚生労働省「国民の皆様の声」募集から、下記の提案を送付しました。
広く全国の自治体みなさまに関心を持っていただけましたら幸いです。

【厚生労働省「国民の皆様の声」募集へのメール内容】

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

自治体の実施する健康診断についてご相談させていただきます。
近年、医療機関におけるセクシュアルハラスメント事件が散見していますが、それも氷山の一角です。

性被害、セクハラ被害はすぐに言い出せるものではないですし、特に閉鎖された診療室での出来事というのは、医師と患者のパワーバランスも固定されており、証拠がなく、泣き寝入りしてしまう方がほとんどです。

 

身近な例としては、2008年、東京都三鷹市の健康診断で、やはり市から業務委託された健康診断でセクシュアルハラスメント乳がん検診をおこなったことが報告されました。これは三鷹市健康福祉部健康推進課ほか、三鷹警察署、三鷹市総合オンブズマン、三鷹市医師会等も含め、広く問題になりましたが、男性医師は事実を否定するだけでした。

そして令和5年現在も実態は変わらず、問題となったクリニックは今なお三鷹市健康診査等実施医療機関として列記されていて、新たなハラスメント被害者を生んでいます。

そこで以下の改善を希望します。

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行政の健康診査を受ける女性が、すべての科において、女性医師と女性スタッフのみで健康診査を完了できるような体制づくりを全国的に強化してください。

具体的には、

(1)全国の各自治体の健康診査等実施医療機関のリストに、「女性医師と女性スタッフのみの診療可」の条件を、該当クリニックは明記する。

(2)「女性医師、女性スタッフのみの診療をご希望の女性は、その旨予約でお伝えください」等の文言を、健康診査の案内書に明記する。

(3)行政すべての健康診査案内書に、『医療機関でのハラスメント事案に関する通報相談』の電話・メール等の連絡先を明記する。

 

など、セクシュアルハラスメント、ドクターハラスメント診療を未然に防ぐための具体的な改善措置を施してください。

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これらは男性医師を排除する意図ではなく、またジェンダー平等に逆行する内容でもありません。

選択的医療を促進することで、偏りがちな医師と患者のパワーバランスを是正することは健全な診療を実現するものですし、個人が自己の性的尊厳をコントロールする機会を事前に得ることは、男女共同参画の理念にも資するものです。

すべての国民は、健康を保持するため、安心安全かつ適切な診療をうける権利があると考えております。
以上、ご対応いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 


【★2023NEW!】セクハラ診療のGoogle口コミが削除されていたのでこちらに再掲

2023年06月07日 04時30分32秒 | セクハラ乳がん検診の実態

以前紹介したセク○ラ診療のGoogle口コミがまた削除されていたので再・再掲します。

新たな被害者が出ないことを願い口コミを書いたのですが、他のセ○ハラ被害者レビューと共に、いつの間にか削除されていました。

これから花岡クリニックにいこうとされている方、特に女性、絶対に行ってはいけません。
まずは下記をお読みになってください。

 

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↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

(以下、Google口コミで削除されてしまった内容を、削除ワードに配慮しつつ再掲)

 

男性院長に、乳がん検診でセ○ハラされました。

当時、花岡クリニックは健康保険センターから送付される、三鷹市乳がん検診指定医院のひとつでした。令和5年現在、三鷹市の健康診査等実施医療機関一覧表に掲載されているのであらためて注意喚起させていただきます。

 

男性医師は検診中、終始キョロキョロ、ニヤニヤ、おどおどして、常軌を逸した不審な態度で、すべての言動がとても不快なものでした。
私が下着姿になったときも、おどおどしながらチラチラ伺い見ており、「何なの?この人?気持ち悪い!」と、心底不快に思いました。
エコーの診察中でも、私は乳がん検診が初めてだったのでいろいろ質問したのですが、
男性医師は「能書きたれてるわりには何の症状もない」という馬鹿にしたような返答をしただけで、ろくな説明をしませんでした。
触診の際も常にニヤニヤおどおど、チラチラと胸を見て、医師の態度ではありませんでした。

 

見診の際は、少し離れた場所に移動し(その行動も不自然に大げさで、芝居がかったとても変なものでした)、不必要にニヤニヤ笑いながら私の胸をじろじろと眺め「うん、うん」とうなずいていましたが、その態度も、単に女の裸を値踏みしている態度としか感じられませんでした。

さらにエコー検診の後、ジェルに濡れた私の胸を不必要に鼻息荒くじろじろ見て、驚いたことにテイッシュで拭いてくるかのようなそぶりを見せたので私が身を引くと、ニヤニヤしながら「あ、自分でやる~?」と聞いてきました。(当然でしょ!)と思いながら「自分でやります!」と答え、医師からテイッシュを奪い取りました。

不愉快の極めつけは、最後に「Oっぱいがあまり大きくないから大丈夫だよ~」とニヤニヤしながら気持ちの悪いセクハラ発言をされたことです。胸の大きさと乳がんは関係ないはずです。

 

私はこの診療について行政に意見書を送り、三鷹警察署にも相談し、三鷹市総合オンブズマンに調査を依頼し、三鷹市医師会にもコンタクトを取り、法的措置も求めるなどいろいろ動いたのですが、体調不良や仕事事情により継続できず、心残りのまま現在に至っています。

私が市役所に相談したとき、職員は「ほかに被害申告もないですし・・・」と躊躇されていましたが、性被害、セクハ○被害はすぐに言い出せるものではないし、閉鎖された診療室での出来事なので、証拠がなく、泣き寝入りしてしまう方がほとんどです。
しかし後にniji iroさんという人の口コミを拝見して(現在は削除)、やはりほかにもセクhaラ被害にあった方がいた! と腑に落ちました。

ちなみにniji iroさんは、診療の際、必要なくらい服をめくると「もっとサービスして」と、男性院長から服を下げられたそうです。

 

女性は絶対、このクリニックに行ってはダメです。この男性は「医師」ではありません。
「女性医師を希望しても男性医師にまわされる…」という受付のずさんな対応もレビューで指摘されていますので、やはり女性が行くのは危険でしょう。

何年経っても心の傷は癒えていません。このセク○ラ診療が精神的外傷となり、私はその後一度も、乳がん検診を受けられていません。自分の裸を鏡で見ることすらできなくなりました。

上記事実や男性医師の人間性については、私の口コミやほかのレビューから、各自が客観的に判断してください。

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(注)詳細を記したgooブログがあります(本ブログのこと)。「goo」「花岡クリニック」「セ○ハラ」のワードで検索してください。スクショしておいたniji iroさんの口コミも載せておきました。URLを貼れないので各自でリサーチしてください。

(注)ちなみに、他の口コミサイトに投稿しようとしたところ、
「Calooでは、ユーザ登録後の最初の口コミ投稿につきましては『評価内容が3.5以上の口コミ』のみ受け付けています」と、評価の低い口コミは投稿できないようになっています。情報操作を行う医療口コミサイトは信用しないでください。

(注)本口コミはただの中傷ではなく、公的機関とも複数回やり取りした正確な「情報」であり、公益に資する内容です。


【★2022NEW!】削除されていた他の被害女性の口コミ

2022年09月11日 01時37分45秒 | セクハラ乳がん検診の実態

後日、niji iroさんという他の被害口コミレビューを拝見しました。
やはりほかにもセクハラ被害にあった方がいた! と腑に落ちました。
スクショしておいたので、引用します。こちらもひどいです。
女性は絶対、このクリニックに行ってはダメです。

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【削除されてしまった他の女性のセクハラ診療被害内容】

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

何年も前になりますが、メンタルの方がとても悪い状態で、みぞおちに違和感があり、奥さんが担当されてる心療内科を受診をしようと思いましたが、その前に体の部分を診てもらおうとこちらを先に受診することにしました。

そのことを受診の際に話をしましたが、あまりやる気は感じず、『ベットに横になって』と言われ、お腹のところの服をめくってと言われたので、必要なぐらいめくると、『もっとサービスして。』と言われ、必要があるのか?と思ったのですが服を下げられました。その時は、メンタルの方がキツかった時でもあり、ショックで涙が出てしまい、焦ったのか、急に医療の本を出してきて『けいこ先生(奥さん)は優しいから。受診してみたら…』というような事を言われました。

メンタルのキツイ時に、こんな対応、しかも、病院の先生が言うべき言葉ではないし、セクハラと言われてもしょうがないようなことを平気でする病院、本当に考えられないです。

その後、結局奥さんの担当する病院に行く気にもなれず、しばらく怒りとツラさが抜けませんでした。

(2017年10月13日にスクショ。〝8か月前〟のレビューでした)

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具合の悪いときに、本当にお気の毒です。
Googleポリシーが厳格化されたとはいえ、悪い口コミは何でも消せばよいというものではないでしょう。
患者にとっては大切な判断材料なので、特に医療機関については、公正に、幅広く情報を提供してほしい。
具合が悪いのに医者に行って、医師が原因で悪化したり新たなトラウマつくられたりしたら、たまったものではないです。


いよいよ提訴

2011年07月23日 00時37分54秒 | 三鷹市とのやりとり

2011.7.22

吉祥寺通り花岡クリニックとの調停は3回行われましたが(2月8日・3月8日・7月1日)、
3回とも医師は出廷しませんでした。

やましいことがないのであれば、正々堂々出てきて、
自分の意見を主張されればよいと思うのですが……。

残念です。

なんとか調停でカタがつけば良いと望んでいましたが、やはり無理でしたね。
仕方ないので、訴訟に移行します。


7月12日に提訴しましたが、現在補正命令が出ております。
行政訴訟とのからみで、非常に難しい事件のようです。
複数の弁護士さんにお会いしましたが、みなさんそれぞれに意見が違います。
それだけ難しい問題ということでしょう。


今後、セクハラなどで悩まれて弁護士に相談される方に、ひとことアドバイス。
弁護士の心無い発言に傷つくこともあります。

何人かの弁護士さんに相談すると、自分の納得できる答えに近い意見が出てくるかもしれません。
取捨選択の幅を広げて、後悔しない方法をチョイスしてください。


調停決定(2月8日)

2011年01月15日 11時52分18秒 | 三鷹市とのやりとり

2011.1.12

1月12日、調停を武蔵野簡易裁判所に申し立てしました。

三鷹市女性問題懇談会のメンバーがいろいろ尽力してくださっている最中なのですが、もし調停が調わず訴訟に移行する場合、提訴時効も近づいていますので、ようやく重い腰をあげることになりました。

とにかく、はやく吉祥寺通り花岡クリニック花岡芳雄医師への業務委託を停止してもらいたい。
それが一番の希望です。

わたしは調停を申し立てるのは初めてなのですが、このように「金銭賠償以外の要求」というのは、訴額算定不能ということで、一律160万円の訴訟物として扱うそうです。


調停期日は2月8日、10時からです。



調停を予定

2011年01月09日 22時08分30秒 | 三鷹市とのやりとり

2011.1.9

明けましておめでとうございます。
わたしのほうは、体調を崩して実家に帰ったり、職場が変わったり、パソコンが壊れたりモデムも壊れたり、大切な人を亡くしたり、いろいろあって年末まで大変でした。
まだちょっと、精神的に立ち直れていませんが……。

2010.12.20に参加した三鷹市の女性問題懇談会の会合で、新たな報告を受けました。
現在、三鷹市医師会と女性問題懇談会会員の方が、検診のありかたについて再交渉をしてくださっているとのこと。
その話し合い如何ではシンポジウムのようなものが開かれるので、それに参加してみてはどうかと、お誘いを受けました。

ただ、それも遅々として進まないので、わたしのほうは別個に調停を申し立ててみる予定です。

どうなるかは分かりませんが、少しでも事態が改善されればと願います。
一日も早く、吉祥寺通り花岡クリニックの花岡芳雄から医師免許を剥奪してほしいです。


H医師を直接告訴しました

2010年02月01日 17時59分52秒 | 警察関連

2010.1.14(メール送付日)

2010年になりましたね。
年は変われど、この問題は私についてまわります。とても気が重いです。
しかし誰かがしっかりと声をあげ問題提起していかなければ、
いつまでたっても女性が安心して検診を受けられる社会は実現しないでしょう。


さて、2010年1月4日、Hクリニック院長H医師を準強制わいせつで直接告訴したことをご報告いたします。
三鷹市企画部経営室にその旨報告し、下記内容のメールを送りました。
以下、メール内容(↓)


三鷹市企画部企画経営室長
 T.F殿

乳がん検診の件でご連絡させていただいております、○○と申します。
このたび、三鷹市が乳がん検診で業務委託しておりますHクリニック医師・Hを、準強制わいせつ罪で告訴いたしましたので、ご報告いたします。
理由は以下の通りです。



被告訴人Hは、最初から最後まで、診察を逸脱した性的関心を露わにした態度・言動を隠そうともしなかった。
患者の質問に対しても一切答えず、加えて「乳房の大きさと乳がんの発症率は無関係」という、乳がん検診を行う医師であれば当然もちあわせるべき基礎知識すら備えておらず、
医療行為とはかけ離れた、自己の性的興味のみを満たそうとするわいせつ言動を行ったことは明白である。

また、看護師などの第三者が排斥された、告訴人と被告訴人ふたりだけの閉塞された環境の中、専門知識をもつ上位の立場にある医師が、
受動的な立場に立たされざるを得ない患者に対し、高圧的に脱衣を命じて診察という名のわいせつ言動に及んだのであって、
それに対し一患者である告訴人が抵抗することは、心理的・物理的に不可能であったといえ、準強制わいせつの構成要件に該当する。

上記事実は極めて許しがたい悪行であり、驚愕すべきモラルの低さと軽薄な診療は、医療全般への信頼と権威を失墜させたものであり、言語道断というほかない。
よって、被告訴人の上記所為を、刑法178条(準強制わいせつ罪)による犯罪とし、被告訴人の厳重な処罰を求めるため告訴した。



近年需要が高まりつつある乳がん検診の重要性に鑑みましても、このたびの事実は広く全国に啓蒙し、改善に向けて働きかけてゆく所存です。
そこで貴職にご質問です。
三鷹市は、告訴された医師に、今後も乳がん検診を業務委託する意思をお持ちでしょうか。
恐縮ですが、一ヵ月後の2月15日までにご回答をいただけましたら幸いです。
ご検討くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。




三鷹市総合オンブズマンからの調査報告書をすべて公開します

2009年11月24日 19時27分13秒 | 三鷹市とのやりとり

2009.4.16

もう半年ほど前になってしまいましたが、4月に届いた三鷹市総合オンブズマンの調査報告書を公開いたします。
ぜひ、調査書後半の太字部分にご注目ください。

ここにきて、ようやく女性の相談員が登場したことに、セクハラ問題に関する行政の意識の低さを痛感します。(もっとも、市の付属機関である男女共同参画相談員は女性もおりましたが、相談員である男性弁護士のほうがセクハラ裁判の経験もあるということで、あえて男性の相談員を指名したことを、ここに補足しておきます。)

以下、三鷹市総合オンブズマンからの調査報告書(↓)

苦情調査結果通知書
20総オ第2号の2
平成21年4月16日
三鷹市総合オンブズマン 加藤 恵津子
○○ ××子(私の本名) 様
平成21年3月5日付けで調査開始の通知をしました苦情の調査結果について、三鷹市総合オンブズマン条例施行規則第8条第1項の規定により通知します。

苦情の申立ての趣旨
2009年1月20日付苦情申立書添付「苦情申立の趣旨詳細」の事項について三鷹市の関係部署(健康福祉部健康推進課及び企画部企画経営室)の対応及び本件を解決するために設置された「三鷹市委託業務に係るセクシュアル・ハラスメント調査委員会」の対応に不備があるので改善してほしい。


調査の経過
総合オンブズマンは以下のとおり調査を行いました。
11月29日(木)[予備調査]
オンブズマンは、相談・情報センター情報公開・個人情報保護担当課長轟氏に、「三鷹市委託業務に係るセクシュアル・ハラスメント調査委員会」(以下「セクハラ調査委員会」という。)の構成員及び「男女平等参画相談員」の氏名、部署、性別、出勤形態、職業について尋ね、それを把握した。

2 2月5日(木)[予備調査]
オンブズマンは、「セクハラ調査委員会」を構成するI藤氏(企画部企画経営室長で、同委員会から苦情申立人への連絡役)、I上氏(企画部企画経営室平和・女性・国際化推進係長)及びU田氏(健康福祉部健康推進課長)に、同委員会の苦情申立人へのこれまでの対応について聞き取りを行った。その理由は

(1)苦情申立人が、同委員会のどのような対応を不服として、今回オンブズマンと男女平等参画相談員に申立てを行うに至ったかを把握するため、また
(2)本件がオンブズマンの調査範囲内であるかを判断するためである。
この聞き取りでは、三鷹市医師会が当該医師に聞き取りをした際、市職員がどの程度、どのような形で関わったかが一つのポイントであった。ここでオンブズマンは、市職員が、医師会による聞き取りに同行していなかったことを把握した。

3 2月26日(木)[予備調査]
オンブズマンは苦情申立人に、
(1)申立てのポイントを確認するため、
(2)苦情申立書内容のより細部について本人から聞き取りをするため、
(3)オンブズマンの権限で調査できる範囲・できない範囲を伝えるため、
(4)本件がオンブズマンの調査範囲内であるかを判断するため、苦情申立人と面談を行った。
この際オンブズマンは、苦情申立人にとって、これまでの三鷹市の対応のどこが不服かに着目して聞き取りをした。そして苦情申立人から「セクハラ調査委員会は、三鷹市医師会の発言をそのまま伝えているだけであり、独自の調査をしているとは思えない。」「同委員会は、男女平等参画相談員とオンブズマンを紹介した後、自らの調査は立ち消えにさせている。」との印象を持っている旨を聞いた。また、「男女平等参画相談員が調査をしてくれるとは聞いていない。」とも語った。

またこの日、苦情申立人は、「苦情申立の趣旨詳細」(1月20日付け)の項目①~⑤に加え、新たに項目⑥として、苦情を訴えた際に「健康推進課が、オンブズマンや男女平等参画相談員の制度を、一切説明しなかった。」ことも不服として付け加えた。
以上の予備調査をもとに、オンブズマンは、本件がオンブズマンの調査範囲内であると判断し、平成21年3月5日、「苦情等調査開始通知書」を送付した。

4 3月10日(火)
オンブズマンはI藤氏に、
(1)男女平等参画相談員による調査活動とはどのようなものか、
(2)それは本件に関し、現在どこまで進んでいるか、
(3)(1)及び(2)について苦情申立人に知らせているか、について聞き取りを行った。
その理由は、2月26日の苦情申立人との面談の際、苦情申立人が、「男女平等参画相談員が調査をしてくれるとは聞いていない。」と語ったので、事実確認をするためである。
ここで、実際には男女平等参画相談員は、三鷹市の関連部署(企画経営室及び健康推進課)、及び当該医師に、すでに2月17日に聞き取り調査を行っており、その結果通知書を作成中であることが明らかになった。この経過を、I藤氏は苦情申立人に知らせていないとのことだった。オンブズマンは、少なくとも「男女平等参画相談員による調査が進行中である。」ことを苦情申立人に知らせるよう助言し、I藤氏はそれを同日中に行った。
また、オンブズマンは、男女平等参画相談員による結果通知書を、でき次第オンブズマンに提出するよう、I藤氏に要請した。

5 3月19日(木)
この時点で、男女平等参画相談員による結果通知書は、まだ三鷹市に提出されていなかった。男女平等参画相談員によると、当該医師に内容確認をしてもらうのに時間がかかっていたとのことである。
よって、オンブズマンはI藤氏に、
(1)男女平等参画相談員が、三鷹市の関連部署に対して行った調査はどのようなものだったか、記録はあるか、
(2)男女平等参画相談員が結果通知書を作成するのに締め切りはあるか、
(3)男女平等相談員による調査の進捗状況を、三鷹市が苦情申立人に伝えることに関する規定はあるか、について聞き取りを行った。

(1)については、三鷹市の関連部署は、苦情申立人との間に交わされたすべての文書(電子メールを含む。)を男女平等参画相談員に提出し、それについて男女平等参画相談員は、事実確認の聞き取りを行ったとのことである。この同じ文書の写しを、オンブズマンも参考までに受け取った。なお、男女平等参画相談員による関連部署への聞き取り内容については、男女平等参画相談員は特に報告書を作らず、I藤氏側でも具体的な問答の記録はとっていないとのことである。
(2)については、特に締め切りはなく、「セクハラ調査委員会」としては男女平等参画相談員に「3月中に」と依頼してあるとのことである。
(3)については、「そのような規定はない。」とのことである。
以後オンブズマンは、男女平等参画相談員による結果通知書の完成を待った。

6 4月2日(木)
オンブズマンは相談員による結果通知書を受け取り、男女平等参画相談員の提言を含め、その内容を把握した。



調査の結果
本件に関する三鷹市の対応についてのオンブズマンの所見は、以下のとおりです。
1 総論
申し立てを受け、三鷹市が、部署を越えた「セクハラ調査委員会」を設置したことの柔軟性は評価に値します。問題は、それにも関わらず申立人に「何の調査も行われていない。」という印象を与えたことにあると思われます。その原因としては、
(1)同委員会が、自立的な調査委員会であるというよりも、三鷹市医師会による調査の結果を申立人に伝える、仲介機関に留まったことが挙げられます。
たとえば同委員会は、三鷹市医師会が当該医師に聞き取りを行う際に同席したり、当該医師や三鷹市医師会に対して、三鷹市としての質問や「望ましい検診」や「セクハラ防止」の方針をあらためて呈したりすることによって、より「調査委員会」の名に値する役割が果たせたものと思われます。この点で今後、類似の委員会が設置された際の改善が望まれます。

(2)企画経営室は、男女平等参画相談員を紹介した後、同相談員によって調査が行われていることを苦情申立人に知らせませんでした。このことも、苦情申立人が「何の調査も行われていない。」「セクハラ調査委員会は調査を立ち消えにさせた。」と考えるに至った原因と思われます。企画経営室には、同相談員が調査を行う場合、オンブズマン制度に倣い、「調査開始通知」を特定期日内に発行するよう勧告いたします。

(3)男女平等参画相談員による調査の「結果通知書」発行までの期間が定まっていないことは、苦情申立人にとって新たな苦痛の要因となることが想像されます。企画経営室には、オンブズマン制度に倣い、「結果通知書」を相談受理日から特定期日内に発行する規定を設けるよう勧告いたします。聞き取り相手による内容確認などに時間がかかることはあり得ますが、三鷹市側から期日を示すことによって、より迅速な協力を促せると思われます。

(4)「セクハラ調査委員会」に、セクハラ問題に知識や経験のある者(できれば
女性メンバー)がいないことは、今後改善されるべき点と思われます。資料を見る限り、三鷹市医師会や当該医師の返答には、一般社会(自治体・企業・教育機関など)で常識となりつつあるセクハラの定義(加害者にその意図はなくとも、被害者がセクハラと感じたら、それはセクハラである。)とはかけ離れた姿勢を見ざるを得ません。三鷹市は地方自治体として、真の男女平等参画を実現するための明確なポリシーを、業務委託団体・個人に提示する必要があると思われます。


2 各論
苦情申立人による「苦情申立の詳細」項目①~⑥について、オンブズマンの扱える範囲(市民への三鷹市の対応の部分)での所見は、以下のとおりです。

① 当該クリニックを、市の乳がん検診指定医院から除外してほしいとの要望については、1件のみの報告への対応として、三鷹市が取るべき態度としては性急にすぎると思われます。むしろこれを機会に、同クリニック及び指定医院全体のレベルアップを、三鷹市が、三鷹市医師会に要請し、医師たちへの啓蒙活動のきめ細かなフォローをすることを進言いたします。

② 苦情があったという情報を市民に提供し、広く注意を喚起してほしいとの要望については、1件のみの報告への対応として、災害と同じレベルで「市民に広く注意喚起」することは、三鷹市の業務としては外れていると思われます。犯罪者の出没に対する「広い注意喚起」と同種とも考えられず、たとえそうだとしてもそれは警察の業務といえます。

③ 乳がん検診に対する苦情窓口・ホットラインを設置してほしいとの要請については、医師の不適切な言動は、市の他の委託検診においても起こりうること、また「苦情」「ホットライン」という名称を使うには、検診そのものが不快・危険な行為であるとの断定をふくむことを考えれば、狭窄にすぎると思われます。しかし同時に、医師による不適切な言動は、市の委託業務において起こり得ます。これらすべてを考慮するならば、三鷹市は、乳がんその他の検診の案内に「わたしたちはよりよい検診を目指しています。ご意見・ご質問は健康推進課まで」といった文言とともに、連絡先を目立つ形で表記することを勧告いたします。

④ 乳がん検診実施医院の選任を、市も医師会と共同して行えるよう制度を改定してはしいとの要望については、三鷹市の職員が、医師会よりも個々の医師について把握しているとは考えられないため、制度改正をする必要性は高いとは思われません。ただし、市の関連部署に受診者からの苦情が寄せられた場合は、三鷹市は医師会にすみやかに報告し、医師会から当該医師・医療機関にそれを転送、場合によっては面談をしてもらうことは、啓蒙活動として有益だと思われます。また複数の苦情が寄せられた医師に対しては、三鷹市・医師会・当該医師で会合を持ち、場合によっては三鷹市と医師会で合議の上、リストからの当該医師の削除を決断しても良いと考えます。その意味でも③に述べたように、三鷹市が、受診者の意見受け付けの窓口としての積極的な姿勢を見せることは、有益だと思われます。

⑤ オンブズマンの管轄外につき省略。

⑥ (2月26日のオンブズマンとの面談の際に、苦情申立人が追加) 苦情申立人が、本件を健康福祉部に最初に伝えた際、オンブズマンや男女平等参画相談員の制度の紹介がなく、自分で調べてこれらの部署を知った、健康福祉部は最初からこれらの制度を紹介してほしいとの要望については、本件の場合、三鷹市としては「セクハラ調査委員会」を設置したことで、他の部署を紹介するよりも誠実な対応をおこなったといえます(ただしその委員会は、十全な機能を果たさなかったとオンブズマンは考えます)。しかし今後、同様の苦情が寄せられた場合、関連部署または特設委員会が、適切なタイミングでこれらの部署を苦情申立人に紹介することは望ましいと考えます。

以 上


三鷹市男女共同参画の調査結果を、すべて公開します

2009年11月17日 00時20分31秒 | 三鷹市とのやりとり

2009.3.27

わたくしごとで恐縮ですが何かと忙しく、随分長いことブログの更新をサボってしまいました。
しかし、セクハラ乳がん検診の問題は、まだまだ現在進行形です。
今は2009年11月現在ですが、再びピンクリボンキャンペーンで全国がにぎわっていますね。
「余命1ヶ月の花嫁」など、映画の公開も伴い、ますます乳がん検診は周知され、需要が高まっています。
だからこそ、わたくしが受けたセクハラ検診を風化させてはいけないと思いますし、
改善に向けて事実を啓蒙してゆかなければいけないと考えています。

以下、三鷹市男女共同参画から届いた、セクハラ乳がん検診の調査報告書です(↓)


20三企企第647号
平成21年3月27日
三鷹市企画部長 k
男女平等参画相談の結果通知について
○○ ×× 様
平成21年1月29日に受付けました男女平等参画相談について、別紙のとおり三鷹市男女平等参画相談員から報告がありましたので、通知いたします。
なお、三鷹市健康福祉部及び三鷹市医師会に対し、乳がん検診受診者への一層の配慮を求めるため、相談結果通知を送付いたしました。
( 連 絡 先 )
〒181・8555 三鷹市野崎1-1-1
三鷹市企画部企画経営室
平和・女性・国際化推進係
電話 0422・45・1151(内線2116)
FAX O422・48・1419

相談結果通知書(別紙2)
平成21年1月
※相談者に対して通知します
29日に受付けました相談について、下記のとおり結果を連絡します。
なお、調査等を行った内容は別紙のとおりです。
(この結束は三鷹市男女平等参画条例に基づき助言をするものであり、その他法御こ基づく斡旋、調停ではありません。)

相談者の申出内容につき、すでに受診から約1年が経過しており、また関係者の供述以外に両者の供軍内容を立証する証拠に乏しいため、当日どのような言動がなされ冬かをこれ以上本相談機関にて調査・瓢定することは困難であると思われます。したがって、・本相談においては、調査は終了せざるを得ないと考えます。

ただし一般論として、少なくとも、診察中の医師の発言が発言者の意図とは別に女性の心情を傷つける可能性があり、そのことに医師は十分に留意する必要があることは認められると思われます。乳がん検診の重要性に鑑み、今後の乳がん検診を女性が安心して受診できるようにするために軋この必要性についての、三鷹市を含めた関係機関の、いっそうの配慮を望みます。

また、三鷹市内の相談機関(当相談機関の存在等)について臥より早期に相談者に対する積極的な情報提供がなされるべきであったと考えます。



受付票裏面(別系氏1裏面)※調査等を行った内容等を記載
【相談員活動経過】
○平成21年1月29日(木)相談者と面談
○平成21年2月12日(金)市長に男女平等参画相談の関係者から説明を革めることを意見具申(当該相談関係者として、三鷹市健康福祉部健康推進課及び企画部企画経営室職員、当該相談者の乳がん検診を行った医師)
○平成21年2月16日(月)市長が意見具申の内容のとおり対応するよう相談員に指示
○平成21年2月17・日(火)相談員が健康福祉部健康推進課及び企画部企画経営室職員と面談し説明を求めた。
○平成2Ⅰ年2月17日(火)相談員が検診を行った医師と面談し説明を求めた。
三鷹市の対応経緯につき、平成21年2月17日17時より約50分間、三鷹市役所にて
説明を受けた。
なお、受診者からの意見書は、市健康推進課等へ平成20年5月10日にメール送信さ
れ、以降、同課での対応を経て、本「男女共同参画相談」制度については、受診者から市企画経営童への平成20年8月24日付メールへの返信の形で、平成20年9月18日添付メール(企画経営室長より受診者へ発信)にて紹介がされたものである。
また、平成20年IO月7日、「三鷹市委託業務に係るセクシュアルラスメント調査委員会」が設置されていることも付言する。
・診断を行った医師への求説明を内容とする市長への意見具申を行い、その上で下記の通りの求説明を行った。



求説明日時:平成21年2.月17日18時05分~18時50分
場所:受診クリニック
説明者:診察医師             一
求説明者:松原拓郎(三鷹市男女共同参画相談員)
説明内容‥要旨以下の通り。

1 乳がん検診の一般的進行
・上半身を脱衣し、触診、外見からの観察の後、・ベッドに寝てもらい、触診・エコーのあと、ジェルを拭き取り(ます医師が拭き、その後に本人に拭いてもらう。)、終了する。
全体で10分かからないくらいの所要時間である。
・診察室は妻(同医院心療内科医師)の診察室の隣で、完全には仕切られておらず、また看護師等の往来もひっきりなしにあり、声もすべて周囲に聞こえる状況にある。

2 検診担当医
上記医院では、乳がん検診はすべて外科医である診察医師が担当している。

3 平成20年3月7日検診について
当該相談者授診都を診察したことについて臥記憶がある。
電話予約時に「女性の先生がいらっしゃるんですよね。」と受付の者が言われたかどうかは、自分は直接電話を取っていないので、わからない。ただし当院では乳がん検診は自分しか担当していないので、受付の者は、そのように聞かれれば、男性医師担当であると答えるはずである。したがって、そのような発言は、なかったのではないかと患う。
検診当日は、当該受診者は、診察室に入るなり「ここはマンモグラフィーはやっていませんか」というような質問をしてきた。このような質問をされたのは、初めてであった。
それに対しては、うちは超音波だけなんですよと答えると迷っている風なので「やりますか、やりませんか」と聞くと、「やります」と受診者も了解したので、検診を始めた。
「おどおどしながらチラチラ伺い見ており」「常にニヤニヤおどおどしており」執こついては受診者の主観的意見であり、自分としては答えようがない。ただし自分としては受診者が意味しているような性的な意味での意識はない。
「能書きたれてるわりには何の症状もない」という発言はしていない。
触診については検診に必要であり、一般的進行通りにやっているはずである。また外見からの観察も、検診に必要であり、一般的進行通りにやっているはずである。
「ぉっぱいがあまり大きくないから大丈夫」という発言は、そのような失礼な印象を与えるニュアンスで発言をしたことはない。私が乳房の大きさに言及したとすれば、マンモとエコーの違いを説明するときで、マンモグラフィーは石灰化を見るのに鋭敏で、エコーは腫癌を見つけるのに適しており5mm以下でもはっきり分かると説明し、そのあとで乳房の大きい人はマンモグラフィーで圧迫されて痛かったからエコーにしたと言ってくる人が多いという経験談を伝えることがあるため、そのような説明を今回の受診者にした可能性はある。
自分の診察がセクシャルハラスメントだという受診者の主張について臥強く否定する。

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↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
①「言ってない」「言っていない」の繰り返しに呆れます。診療室はカメラも録音もない閉鎖された空間ですから、そのように言い逃れすることはできます。
私は当初から一貫しておなじ主張をしています。過去に個人面識も怨恨もない人間が、何のメリットもないのに、ここまで面倒な作業と創作などするわけがありません。

②診療室は閉鎖された空間のうえ、医師と患者では医療専門知識という点で、絶対的な上下支配関係に置かれます。
医師の誘導により不信感のぬぐえないセクハラ診療に異議を唱えられなかった実例は、私以外にも数多く存在します。

③「完全には仕切られておらず、また看護師等の往来もひっきりなしにあり」もまったく正しくありません。
看護師は、医師と私をふたりきりにして、姿の見えない奥カウンターのほうに引っ込んだまま、一度も出てくることはありませんでした。ずっと二人きりの気持ち悪い時間が流れていきました。




三鷹市医師会は、会報の開示を拒否しました

2009年01月09日 01時34分35秒 | 三鷹市医師会とのやりとり

2008.12.22

新年明けましておめでとうございます。
今年はどんな年になるのでしょうか。
とりあえず昨年から続く円高を興味深く見守っております…。


さて、12月22日に、企画部企画経営室から再回答がありました。
やはり強く要請しないと、質問に沿う回答をしれくれないようです。

加えて、医師会も随分保守的です。
被害者に対し、何の情報も開示せず、身内同士かばいあう姿勢が見て取れます。



(以下↓、企画部企画経営室から送付された書面)

○○ ××(私の本名)様
お申し出のありました件について、下記のとおり三鷹市医師会に確認しまし
たので、ご連絡いたします。
なお、三鷹市医師会からは、医師会へのお尋ねについては、直接医師会にご
連絡いただきたい旨の申し出がありましたので、併せてご連絡いたします。
平成20年12月22日
三鷹市企画部長 K


1Monthly Letterは、FAXなのかメールなのかを明確にすること
Monthly Letterは、毎月1回、月初に全会員に配信しております。FAX
を希望する会員にはFAXで、メールを希望する会員にはメールで配信して
います。
2 Monthly Letterの配布年月日
2008年6月2日付けのMonthly Letterで周知しました。
3 Monthly Letterの文書内容をそのまま開示すること
Monthly Letterは、内部情報が掲載されている会員向けの通信であり、
外部に公開することはできません。
4 医師会の担当について
本件について三鷹市は、三鷹市医師会の会長(K田医師)と連絡を
取っています。
三鷹市医師会の連絡先
〒181-0014
三鷹市○○×-7-××
三鷹市医師会
電 話 0422-47-○○××
FAX 0422-48-△△××
E-mail ishikai@blue.ocn.ne.jp


三鷹市医師会に、再度回答を要請しました

2008年12月13日 00時15分53秒 | 三鷹市医師会とのやりとり

2008.12.10

12月10日に、企画部経営企画室に送った苦情メールです。
ゆるいお役所仕事と、事なかれ主義の医師会の対応に、苛立ちを感じます。
多少強い言い方でこちらの要望を伝えなければ、重い腰をあげないのが行政。
わかってはいるのですが、やはり残念に思います。

(以下↓、企画部に再依頼したメール内容)


三鷹市企画部企画経営室長
I 様

お世話になっております。
乳がん検診の件でご連絡をいただきました○○です。
先日は「乳がん検診の講習内容及び医療機関への周知内容」の
ご報告の書類をご送付いただき、誠にありがとうございました。


しかし残念ながら、上記書類にはわたくしが依頼した内容に対する回答がなされておりません。
わたくしは、11月7日に貴職にお送りしたメールに、
「その(医療機関への周知のことです)内容・文章をそのまま開示していただくことを希望します」
と記載致しました。
しかしながら、ご送付いただきました報告書には、「要約し掲載しています」とのご連絡のみです。
わたくしの要望がきちんと医師会に伝わっているのかを危惧しております。

患者の苦情内容の「要旨を周知する」ということは、
6月11日に受け取りました三鷹市医師会からの報告書にて、既に伺っております。
同じことを何度ご回答いただいても無意味です。
「FAXまたはメールにて」という曖昧なご回答も、わたくしの要請した趣旨ではありません。
このように論旨を摩り替えて答えを回避するのであれば、何かやましいことがあるのではないかと、
穿った見方をせざるを得ません。
回答をごまかす理由が、何かおありなのでしょうか?


再度、ご依頼申し上げます。
①FAXなのかメールなのかを明確にし、何月何日に配布されたMonthly Letterで事実を周知されたのかを開示してください。
②周知された文章内容をそのまま開示してください。(できないのであれば、理由を明記してください)
③この件に関して医師会のどなたがご担当されているのか、今後は医師会のご担当者の名前を「必ず」明記してください。
(名前すら明かせないのであれば、その理由もお願いします)


貴職には、何度も窓口になっていただき誠に恐縮ではありますが、
本来わたくしの要望が正確に伝わり、医師会が要望の趣旨を摩り替えず、
誠実にご回答くださっていたのであれば、一度で済んだやり取りのはずです。

重ねて申し上げますが、①~③の、「要請に対する明確な回答」をお願い致します。
医師会ご担当者のお名前も、「決して」お忘れなきよう、お願い申し上げます。


上記要請は、本年度中にご回答いただくことを希望します。
師走の繁忙期に恐縮ではありますが、何卒よろしくお願い申し上げます。



三鷹市医師会は、論旨を摩り替え、回答を回避しました

2008年12月11日 00時05分52秒 | 三鷹市医師会とのやりとり

2008.12.3

前回11月7日に要請した内容につき、いつまでたっても回答がありませんでした。
そこで12月2日、経営企画部に進捗報告を要請したところ、3日づけの日付で、すぐに報告書が届きました。
(要請しなかったら、いつまでも出さないつもりだったのでしょうか)


以下(↓)その内容です

○○ ×× 様
お申し出のありました「乳がん検診の講習内容及び医療機関への周知内容に
ついての開示」についてですが、三鷹市医師会長に天田様の要望を直接お伝え
しました。11月末に医師会からの聞き取り内容が下記のとおりまとまりまし
たので、ご連絡します。

平成20年12月3日
三鷹市企画部長 K


1 講習内容の開示
三鷹市医師会では、毎月1回乳がん検診についての研修会を行っています。
検診で撮影したX-P、エコーフイルムを杏林大学病院、または武蔵野赤十字
病院の専門医に全例再チェックしてもらい、それを医師会館で会員を集めて
再読影し判定いたします。
その際に、検診上のトラブルや注意点などを喚起したり、意見交換をして
います。
今回も、このような意見が受診者の方から上がってきたので、より一層種々
の面で配慮をしていただきたいとの申し伝えを行いました。
研修会の講習内容には、その後大きな変化はありません。
2 三鹿市医師会会員への周知
三鹿市医師会では月に一回全会員宛にFAXまたはメールにて、Monthly
Letterを配布しています。
その中に1ケ月間の『患者さん窓口への声』を要約し掲載しています。ま
た、必要があれば例会、捨会の際に議題としています。
今回の件は、三鷹市医師会としては何ら不適切な検診事実はなかったと認
識しておりますので、今までと研修の内容やその他のシステムを変える必要
はないものと考えております。


ちなみに、上記内容の「2 三鷹市医師会会員への周知」については、
私が質問した論旨をすり替え、回答を回避しています。

私は「文章内容を開示しろ」と要請したのですよ。
「いただいた苦情の要訳を周知」するということは、既に何度もうかがっています。
同じ質問を何度もするわけがないでしょう?
文章読解能力がないのですか?


当然、再依頼することにしました。
以下、次号!!




三鷹市医師会に、乳がん検診につき3つのことを要請しました

2008年12月02日 01時19分02秒 | 三鷹市医師会とのやりとり

2008.11.7

制度の説明を受けた後、三鷹市に対して以下のことを要請しました。
正確には三鷹市医師会に対しての要請ですが、市に間に入ってもらうほうが効果的だと考え、
協力を仰ぐことにしました。
ちなみに12月1日現在、まだ返信はありません。


(以下、11月7日に送ったメール)

三鷹市企画部企画経営室長
I様


お世話になっております。
乳がん検診の件でお話をお伺い致しました、○○(本名)と申します。
先日はお忙しい中、お時間をいただきまして誠にありがとうございました。


さて、先日も申し上げました三鷹市医師会へのわたくしの要望ですが、
下記の通りまとめましたので、ご査収ください。

① 意見書送付前の、乳がん検診の講習内容を開示
② (改善がなされたのであれば)意見書送付後の、乳がん検診の講習内容を開示
③ このたびの意見書が、どのような形で他の医療機関に周知されたのかを開示

特に③についてですが、6月11日に三鷹市医師会から寄せられた手紙によると、
「寄せられたご意見はその要旨を毎月、当会に所属する全医療機関に周知する」
という姿勢をとっているそうです。

どのような形で「周知」されたのか、教えていただけましたら幸いです。
仮に会報のような形で通知されたのであれば、その内容・文章をそのまま開示していただくことを希望します。
簡単に一言で済ませたのか、セクハラ診療内容までをも詳しく紹介していただけたのか、非常に気になるところです。


今後、わたくしのように不快な思いをする女性が増えることを危惧しておりますので、
教えていただき安心したいと考えております。
その意図を医師会にもお伝えいただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。



セクハラ乳がん検診の調査につき、私が利用できる市の制度は2つありました

2008年11月11日 00時49分28秒 | 三鷹市とのやりとり

2008.11.6

2008年11月6日に、三鷹市企画部企画経営室と面談を行いました。
参加したのは、室長I氏と、係長I氏の両名。

内容は、三鷹市の実施する制度についての説明です。
このたびのセクハラ乳がん検診につき、私が市民として活用することのできる制度は、大きく分けて二つあります。


① 三鷹市総合オンブズマン
総合オンブズマンとは、市政に対する苦情を、市と市民の間に立って、公正かつ中立的な立場で調査する機関。
地方行政や法律の専門家である総合オンブズマンが、苦情申し立て人の苦情を調査し、
必要な場合は市の機関に対してサービスの内容を是正するよう勧告したり、制度を改善するよう提言を行う。

流れとしては、
(1)苦情申立人が苦情を申し立てる→
(2)総合オンブズマンが関係者から聴取したり関係書類を調査したりする。調査の結果は45日以内に通知される→
(3)行政に不備があった場合は、行政に対し勧告・提言を行う。
行政は、勧告に対しては60日以内、提言に対しては90日以内にオンブズマンに報告しなければならない→
(4)市民への公表。「このような苦情が申し立てられた」という報告や、その調査内容を広報などに公開する。


② 男女共同参画相談員
男女平等参画の推進を阻害する人権の侵害に関する相談を受け付ける。
相談員は相談事案によっては、市長に意見具申を行うことができる。
(市長は意見具申を受けて、必要な場合は当該関係者への適切かる迅速な対応を相談員へ指示することができる)

流れとしては
(1)相談者が、相談の申し立て→
(2)相談員は相談者と面談を行い、相談内容及び問題の整理、また相談者への助言、必要に応じて専門機関の紹介を行う→
(3)相談員は調査等が必要な場合、企画経営室平和・女性・国際化推進係の職員へ指示する→
(4)相談員は必要と認められるときは、条例13条第2項の規定に基づき次の通り対応する。
ア 関係者から説明を求めることを意見具申
イ 当該関係者に対し是正の要望、助言等を行うことを市長に意見具申
ウ 市長は、ア、イの意見具申があった場合おいて必要と認めるときは、当該関係者に対し適切かつ迅速に対応するよう相談員に指示することができる。
(5)相談員は相談者へ「相談結果通知書」により通知する。


両者の違いとしては、①は市政と独立した機関、②は市長の付属機関であり市長が設置するもの。 
ちなみに、①と②を平行して利用することは禁止されてはいないそうです。
ただ、同じ事案を重ねて調査することは迂遠ですので、どちらかひとつでお願いしたいとのことでした。

少しでも事実を明らかにするべく、平行して活用させていただくつもりです。


警察に、セクハラ乳がん検診の事実を通報しました

2008年11月09日 01時22分33秒 | 警察関連

2008.11.5

2008年11月5日、セクハラ乳がん検診の事実を、
三鷹警察署の生活安全課に通報しておきました。

実はセクハラ乳がん検診を受けた後、4月19日に一度、弁護士に相談をしてはいたのです。
警察に相談するべきか否かについて。


しかし弁護士の言うには、「長時間、乳首をもてあそんでいた」とか、
「乳がん検診なのに陰部に指を入れてきた」などのケースでないと、
犯罪として立件するのは難しいとのこと。

それで今まで、警察に通報するのは控えていました。


しかし、一報しておくことで、次回さらに悪質な検診が行われたとき、
前科調書のように何らかの参考になるかもしれないという話も聞き、通報。

警察職員はかなり親身にお話を聞いてくれて、
三鷹市医師会と三鷹市役所企画部企画経営課に、
事情を聞いてみると言ってくださいました。

ちなみに警察の方の言によると、「こういうことって、医者は絶対にしらばっくれるんだよね~」とのことでした。


しかし私が事実を通報することで、医師会と市が、少しでも重い腰を上げてくれるのならば嬉しいです。