三十汁+α

いよいよ三十路のアタクシを、節度を保ちつつ、垂れ流していこうかな。
とか言ってるうちに、もう@年。

SP 革命編

2011-04-14 11:06:29 | 映画

 観たよ、観たよ!!

 

 うぅぅぅぅ、カッコエエですたい!!

 ふるえた。

 岡田君のアクションにかけるストイックさというか、そういうのが伝わってくる気がした。

 もちろん岡田君だけじゃないんだろうけど。

 陳腐な言い回しをするなら、みんなが魂を注ぎ込んでるって感じ。

 研ぎ澄まされたアクション、最高ですよ。

 

 個人的には、野望篇より良かったと思います。

 静と動のコントラストが効いてる。

 静かなシーンは、ホントに針が落ちても聞こえそうなぐらいの緊張感なので、観に行く人必ず携帯の電源切っといてよ。もぅ

 バイブの音でもダメだっつーの。

 

 バランスも良かった。

 長く続く緊張感のなか、山本と笹本のやりとりとか、ちょっとだけ笑いがあって。

 ほっとするの。

 

 

 以下、ネタばれあり?かも

 

 にしても、政治に対してかなり挑戦的というか、挑発的な内容だったのでは。

 政治家たちは汚辱にまみれている。

 それを白日の下に曝す。

 国民は刮目せよ。

 そして立ち上がれ。

 政治を、政治家の手から取り戻せ。

 

 と。

 あれは作り手からの、本気のメッセージだったんだろうか。

 

 にしても。

 あれが緒方の大義だったのか?

 否。

 緒方の一番の想いは、麻田に罪を認めさせる事だったと思う。

 あれは私怨だったよね。

 私怨に大義を被せたんだと思う。

 欺瞞ですよ。

 だから利用されちゃうんだよー うぅ

 

 なんかもう、途中からずっとやるせなくて。

 バリバリの硬派なアクション映画なはずなのに、泣きそうだった。

 緒方が、井上が、見てて胸が痛くて。

 

 続編はもうないのかもしれないけど、緒方はこの先も利用され続けそうですな。

 血塗られた道ですよ。

 またどこかで、井上と交わるんでしょう。

 

 あれ、そういえばあの遺書っぽい手紙の内容は一体…?



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