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空を飛ぶ 決死のNY編ー4

2007-02-04 10:26:00 | 旅行記

Photo_31

写真は『ラジオシティ・ミュージックホール』の

ロケットダンサーズによるフレンチカンカン。

12月のクリスマス公演を観にいったのだ。

おお!まばゆいばかりの華やかさ!

Photo_32 ←これは劇場入口。

博学で名高いコピーライター

の先輩が、

「 NYへ行ったら、ラジオシティは必見だよ。」

と言っていたので、チケットを購入。

なぜか『星の王子様』の映画が上映され、

その後のショーでカンカン踊り…と奇妙な構成

だった。

まあいい、華麗なるNYの夜を堪能したのは

良かったのだが、既にアブナイ時間帯…。

こういう劇場は山の手の住宅街に車で帰宅する

人達や、それなりのホテルに宿泊している

旅行者が観に来ているわけで、歩いてあの

YMCAに帰る人なんて私くらいだっただろう。

とにかく急いで帰ろうと走った。

薄暗い通りを走り、YMCAの玄関を走り

ぬけ、階段を駆け登り自分の部屋へ!

鍵をかけ、一息ついて気がついてみると、

殆ど夕食らしきものをとっていなかった。

咽喉も渇いたし…近くのスーパーまでまた

ひとっ走りするか、と思ったのが運のツキ!

なんと私は部屋に鍵を置いたままドアを閉めて

しまったのだった。

「エッ!まさか!」と思ったが、時既に遅し。

ドアは押しても引いても開かない。アタリマエ。

こんな所でジタバタしていると、いつなんどき

あの腰にタオルを巻いた系のゴツイおにいさん

がやってくるかもしれない!

あせって受付へ行ったが、だれもいない。

「なんでいないんだあああ!」 と、

なにやら外が騒がしい…パーン!

と銃声が…。

その騒がしさがそのまま、受付で途方に

暮れている私の方へとざわざわやってくるでは

ないか!(もう、こりゃ映画だね。)

逃げよう!とした時、暗闇の中から現れたのは

……受付の女性だった。

(注:たいそう肥満の中年の黒人女性)

外が気になって見に行っていたらしい。

「行くなよ!まったく!!」

それからがまた、たいへんだった。

私の置かれている状況を英語で説明するのだ

が、わかってくれない。

「ドアがオートマティカリーに閉まった」

こんなアホな表現を使ったような記憶があるが、

とにかく彼女はエラそうに「ハァ~?!」

という態度。

彼女がなにか質問してもスラングがひどくて私

にはわからない。

スッタモンダしてやっとドアを開けてもらった時は、

あの薄汚い部屋が天国のように見えたっけ。

Photo_34 ←これが当時のYMCA.

いかにもアブナイ方々が

棲息していそうな風景。

(私もそのひとりか?)

この壁が中庭を囲んで建っていた。

そこに銃声が反響していたわけだ。

Photo_33 ←そして、これが私の

部屋の向かいの窓だ。

無造作に置かれた青い

スニーカーを今でもよく

覚えている。

こうして私の決死のNY生活も終りを向かえ

つつあった。

(私は一度もシャワーを浴びていなかった…)

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14 コメント

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チャーマンさま (大根の月)
2007-02-04 13:38:48
チャーマンさま
こんにちは

危険かったですねぇ・・・。
フレンチカンカンみて、浮かれてはったんでしょぅ・・・。
バチ当たってしもたんやわ・・・。

何時かのお茶の作り方、お話しようと思いながら・・・。
まず、お茶の新芽を摘み取ります。
出来るだけ早く持ち帰り、大きめの陶板で炒ります(中火)、お茶の葉がしんなり柔らかくなってきたら、筵(ござのようなもの、ござより網目が粗い)で体重をかけてしっかり揉みこみます。
この時茶葉に傷をつけて、お茶の出がよくなるようにします。
柔らかくなったら、広げて天陽に干します。
お天気がいいと半日で乾いてしまいます。
湿り気を防ぐ為、密閉容器に保存します。
お茶をいただく時、再度陶板で焙じます。
この時の香りのよさは天にも上るここちです。
嫌なにおいのすべてを消してくれるような・・・。
また、もみこむ時とってもいい香りがします。
手もなぜかすべすべツルツルです。
おちゃは、ミラクル・・・って本当です。
この作業は、ラベンダーを編むのと同様に、癒される作業です。
とても嬉しくなります。
機会があったら、是非一度、挑戦してみてください。
それと、造ってみて初めて解ったのですが、お茶の葉はどの工程でも、全く洗う事が出来ません。
つまり、付着してるものはすべてお茶となります・・・、チリも埃も、農薬も・・・。
お茶の木は大変虫が着きやすく、無農薬では難しいと聞いたことがあります。(カイガラムシが着いてるのをいつも見ます)
お茶好きの茶ーまんさんに、こんなん云うたらあきませんねぇ・・・明日からお茶飲まれへん・・・。
でも、野菜たくさん食べると、良くないモン外へ放出できるそうですよ。
野菜たくさん食べて、お茶ものんでくださいね。




チャーマンさん こんにちは (Torahiko)
2007-02-04 15:53:01
チャーマンさん こんにちは

ラジオシティ、フレンチカンカンとNYを堪能されているチャーマンさんの顔が想像できるようです。

概してこんな時に人生には思わぬ落とし穴があったりしますね。チャーマンさんもご多分に漏れず・・・といった所ですね。

僕も経験があります。オートロックの部屋から出てしまって中に入れなかった経験。
僕もその時は『僕はミスを犯してしまいました。部屋の中に鍵を置いたままここに来てしまいました・・・』というような、ヘッポコ英語を口にしていましたが、フロントの方が丁寧に対応してくれたので助かりました。

受付の女性は立派な体格だったようですね。確か飛行学校の最初にあった受付嬢?も巨漢にスラングでしたっけ・・・
ちなみに、チャーマンさんこの夜は結局夕食はとることが出来たのですか?

お風呂好きの日本人にとってシャワーも浴びることが出来ないというのは、さぞ辛かったでしょうね。

ちなみに「腰にタオルのその方の男性陣」とは、その後コンタクトはなかったのですか?その方達って、耳にピアスをつけていましたか?何年か前にNY(だったかどこかの外国だったか)では、右耳にピアスをつける男性は、いわゆるそっち系だという話を聞いたことがあります。

何気ない所作が、どんな災いを呼ぶかわかりませんから、特に治安の良くないとされる場所へ出掛ける際には、綿密な計画とリサーチが必用ですね・・・

NYの生活も終わりつつあった・・・とありますが、まだNYに滞在しておられるんですね。
上司に嘘をついてUSAに残っている状況を考えると、この辺りにチャーマンさんの大きさを感じます。いい感じですね・・・
大根の月さん、こんばんは! (チャーマン)
2007-02-04 23:07:45
大根の月さん、こんばんは!

バチ当たってしもたんや…て、そんなあ!
フレンチカンカン観たくらいで…。
(確かにちょっと浮かれはしましたが、)

お茶の作り方、初めて詳しく知りました。
大根の月さんは、どこかで教わったのですか?
この説明を読むと、お茶はやはり酒とも薬ともいえる不思議なものなんですね。
良いお茶が珍重されるわけがわかりました。

お茶の葉は洗うことができないのですか!?
ということは、農薬もそのままお湯に溶かして飲んでいるということですね。
やっぱり、お茶は確かな生産者を選んだ方がいいですね。

しかしチャーマンが「茶ーまん」だと、よくわかられましたね。
驚きました!
恐るべし!大根の月さん。
Torahikoさん、こんばんは。 (チャーマン)
2007-02-04 23:30:17
Torahikoさん、こんばんは。

Torahikoさんもオートロックで自らを締め出した経験があるのですね。
あ~、しかし丁寧な応対をしてくださる所だった、というのが私と大違いです。

それに、Torahikoさんの英語の方が的を得ていますよ。

私はこの日は空腹のままベッドに入りました。
あれからまた外出する気力はさすがになかったですね。

シャワーはやはり我慢するしかなく、タオルで体を拭いて済ませていました。
例の腰巻タオルの面々ですが、ピアスを右耳にしていたかどうかなど、見る余裕はなかったですよ!
そんなにジロジロ見ていたら、それこそ興味があるのかと恐ろしい誤解を招くではありませんか!
とにかく、薄暗いところで見た白いタオルが目に焼きついています。

NYには10日ほど滞在しましたが、本当にあっという間でした。
さっさとオークランドに帰って実技試験を受ければいいのに、ふらふらと…こういうのは大きさというよりは計画性がない、といったほうがいいのかもしれませんよ。
ああ、怖かった。。命を狙われたりしたわけでもな... (ねじっこ)
2007-02-05 11:45:31
ああ、怖かった。。命を狙われたりしたわけでもないのに、緊迫感が怖かった。。
ラジオシティで「フレンチカンカン」→深夜徒歩でYMCAに帰宅→再び外出しようしてドアをキーロック。ここでお膳立てが出来ています。外で響く銃声→肥満した受付の黒人女性→→通じない会話。。ああ、何事も無くて良かった。チャーマンさんが、誰にも狙われてなくて良かった。
だって、ラスト二枚の写真で観ると、まるど「ヒチコック」の世界。そりゃ銃声のひとつやふたつ、と思えます。
こんなことのためにNYに行ったわけでもないでしょうに。男はタフでなければ生きていけませんねぇ。
メインの写真が華やかなフレンチカンカンなので (ねこぼーし)
2007-02-05 15:59:12
メインの写真が華やかなフレンチカンカンなので
チャーマンさんが鼻の下を伸ばしてしまった話なのかな、
今回は芸術のお話なんだな、と思っていたらああ、やはり
前回のエンディングで予告された危険なお話だったのですね。

暗い通りをYMCAまで駆け抜け、ほっとしたところで
鍵を部屋に置いたままドアを閉めるとは!
ただでさえ危険な場所でなぜ自らトラブルを引き寄せる!…と
ツッコミ入れてもよろしいでしょうか?
しかしすでに銃声を聞いたりしているのに、チャーマンさんが
銃での事件に巻き込まれたりするより先に怯えていたのが
「腰タオルおにいさん」だったとは。
チャーマンさんは間違いなくストレートの人だということが
これで判明しました。

ひとつひとつはとても危機的状況なのに、
日本では考えられないあまりにも非現実的な話なうえ、
チャーマンさんの筆がそうさせるのでしょうか、
全体を通すとアメリカのドタバタ喜劇(悲劇)映画みたいです。
チャーマンさんがドアをむなしくガチャガチャひっぱったり、
受付の女性とのやりとりとかすごく映像的です。
のんきな感想でスミマセン。命かかってたのに…。

もし思い切ってシャワー浴びたら、そこでホニャララな事件が起こり
人生変わっていたかもしれませんね。浴びなくてよかったです。
ねじっこさん、こんばんは。 (チャーマン)
2007-02-05 22:50:57
ねじっこさん、こんばんは。

ご心配をおかけしました。
しかし、YMCAの窓の写真はなかなか雰囲気があるでしょう?
「ウェストサイド・ストーリー」を彷彿とさせるような世界でした。

日本では「格差社会」の問題が最近になって云々されていますが、NYの貧富の差は目に余るものがありましたね。
現在はどうなんでしょう?改善されたとは思えませんが…。
治安はよくなったようですね。

まったく「こんなことのためにNYへ行った」わけではありませんよ!
ここまでタフさを要求される街だとは、私も想像していませんでした。

余談ですが、こんな危険な場所に宿泊していた私が無事で、その数年後に当時上司だった人が(独立して会社を興していた)NYの高級ホテルに滞在中に強盗に襲われて殺されかかったんですよ。
大金を出して命乞いをしたそうですが、椅子にくくりつけられて撃たれそうになったそうですから、人生なにがあるかわからない!ですね。
こんばんわ、チャーマンさん。 (バオバオ)
2007-02-05 22:57:49
こんばんわ、チャーマンさん。
フレンチ・カンカンって、少し色っぽくて、野暮でコミカルですよね。
いったい誰が、考え付いたのでしょう?
もちろん、男性でしょうけど。
ドスドスドスって音が聞こえてきそう。

「星の王子様」と「カンカン踊り」本当に妙な取り合わせですね。
バオバオは「星の王子様」にも出てきますが、サン・テグジュベリ風のアニメ映画かな?

ラジオシテイから自分の部屋まで、猛スピードで帰り着いたとたん、次の行動に駆り立てられるチャーマンさん。
オートロックされたドアと聞く耳持たない肥満女性、そして、拳銃の音!
得体の知れない、その上、緊迫した恐怖。
夢なら早く覚めて!というところですね。
鍵といえば、以前の家(表通り)の玄関ドアの鍵穴に、一晩鍵を差し込んだままにしたがあります。
しかも、それには他の鍵もぶら下がっていたのです。
何事も無かったのですが、ホンマニ、ヨーヤルワーです。
ねこぼーしさん!私を疑っていらっしゃったのですね! (チャーマン)
2007-02-05 23:09:44
ねこぼーしさん!私を疑っていらっしゃったのですね!

私はストレートもストレート、真っ直ぐな男です!!(まったく…ぶつぶつ…)
確かに、自らトラブルを引き寄せるような軽はずみな男ではあるかもしれませんが…。

私は一見落ち着いて見えるらしいのですが、たいへんヌケテイルところもあるらしく、私をよく知る人は「ああ、またか」と私の軽はずみを驚いてもくれない節があります。(かなり苦しい表現)

ああ、ねこぼーしさんに「ドタバタ喜劇」と言われて読み返してみると、確かにそうかもしれない、と自ら力なく笑ってしまいました。
あまり映像化して楽しまないでくださいね。

ホニャララな事件、などと言われるし…思い切ってシャワー!?そんな思い切りは私にはございません!やれやれ…

私は無傷で、そろそろNYともさらば、です。
バオバオさん、こんばんは! (チャーマン)
2007-02-05 23:37:42
バオバオさん、こんばんは!

フレンチカンカンは、よくお笑い芸にもされていますよね。
しかしパリのクレイジーホースのカンカンは幻想的で美しいそうですよ!

私の知り合いにクレイジーホースの常連だった男性がいて、(彼は年に一度だったか、店から招待券が届いています)
あそこはコメディーも最高だが、カンカンがいいんだよねえ~とよく言っていました。
まあ、女性はどうご覧になるかはわかりませんが…。

「星の王子様」の映画はアニメではなく実写でしたよ。そういえばバオバオの木!ですね。

バオバオさんの鍵事件、おかしいです!
堂々と鍵がぶらさがっていると、かえって気味が悪くて誰もかかわらない、ということも考えられますよね。

泥棒に入られた人が泥棒にどんな家には入らないか、と聞いたところ「鍵のかかっていない家。気味が悪いから」と泥棒が答えたそうですから…。これ、ホントの話ですよ。

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