写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

Uターン

2005年01月24日 | 木工・細工・DIY
 昨日、岩国市教育委員会主催で「生涯学習推進大会」が市民会館で開催された。
記念講演のほか行事の一環として「市民活動カフェ」と銘打って、さまざまな市民活動の紹介や、フリーマーケット、ものづくり講座、バザーや喫茶・食事コーナー等が提供されていた。

 数日前のことだった。ある勉強会に入っている妻が「フリーマーケットにそのグループから何か出品したい。何かいいものはないか」と言う。早速、私の得意なカントリー木工品を出すことに決めた。例のかわいい「ミニ糸立て」を、1日かけて4品作った。

 型は同じだが、材質に応じて若干値差をつけて提出した。当日の昼前、売れ行きが気になり様子を見に行ってみた。会員の女性が売り子になって、色々な手芸品を台の上に並べて販売している。その中に「ミニ糸たて」がまだ3台売れずに置いてある。

 バザーで昼食をとった後、帰りがけにもう一度覗いてみたがやはり残っている。まだ半日あるが「少し値が高すぎたかな」と思いながら帰った。

 午前中に、1台は売れていた。残り3台、何台売れるだろうか。手元に舞い戻ってきたら、少し休ませて、いい嫁ぎ先を見つけてやろう。
   (写真は、「ミニ糸立て」)