野球バンザイ・湘南BEERS(ビアーズ)

湘南在住の野球小僧が結成した軟式野球チームです、いつも
全力プレーをモットーに勝利に向かう燃える(萌える)集団です。

人として

2009-11-14 19:16:49 | Weblog
先日の新聞の読者投稿欄に日本人メジャーリーガーにぜひロベルト・クレメンテ賞を取って欲しいとの記事が掲載されていました。
以前も載せましたがロベルト・クレメンテ選手(写真)は55~72年までパイレーツ一筋で活躍したメジャーリーガーで、ライフルアームと称されたほどの強肩と好守さらに4度の首位打者を獲得し3.000本安打を記録した大選手です。オールスターに12回出場しゴールドグラブも12回獲得ほかにもリーグとワールドシリーズMVPなど多くの賞を獲得しています。
彼は選手として、超がつく大変立派な実績を残していますが彼の素晴しさはそれ以上に長年に渡る慈善活動とボランテア活動など人としての働きが評価されています。
まだ現役時代の72年38歳の時ニカラグワで起きた大地震災害の救済のため、調達した物資を自ら飛行機で搬送中に事故死しました。
米野球殿堂は引退後5年経過しないと被選出権を得られませんが、彼の偉業が評価され即殿堂入りが認められました。これは連続試合出場記録更新中に筋萎縮側索硬化症(後にルー・ゲーリック病と呼ばれた)に罹り引退を余儀なくされ、病死したアイアンホース・打撃王ルー・ゲーリックについで2人目の特例であり、彼の偉大さの証明と言えます。ゲーリックは今年ジーターに破られるまでヤンキースのチーム安打記録を持っていました、病気にならなければ果たして何本の安打を打ったことでしょう。
今年はそのデレク・ジーターがクレメンテ賞を受賞しました、これは長年に渡り毎年億の金額を慈善事業に費やしている事や積極的なボランテア活動が評価されたものです。
松井・イチロー・松坂・岩村・黒田などメジャーで多くの収入を得ているプレーヤーにはぜひクレメンテ賞に値するような慈善活動・ボランテアに頑張ってもらいたいと思います、そのとき初めて日本人メジャーリーガーが本当に認められることでしょう。
世の中不況の風が吹く中ですが、私の周りにもボランテア活動を積極的に行っている人が多く見られます、本当に頭が下がります。

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