私にとって「稼ぐ」ということ

多くの健康な方々にとって、「稼ぐ」という言葉は、どんな意味合いをもっているのでしょうか？

障害をもっており、現在生活保護を受けており、今後どれだけ働けるかわからない私にとっては「稼ぐ」というのはそれほど積極的な行為ではありません。

少なくとも「経済的自立」という積極的な意味合いではなく「自立はできないけれども、公的な資金に頼る部分をいくらかは減らせるなら、その分を本当に働ける見込みのない人にまわしてもらいたい。いくらかでも収入が上がるなら、その分は使うべきところをよく考えて、キチンと使いたい」という消極的な思いからくる行為です。

これによって経済が多少なりとも健全に回ればいいなと思っています。

もっとも、たった一人でこんなことを考えて実行して、経済が健全になるかもと考えるのは、一種の誇大妄想かもしれません。