沼津シオン・キリスト教会

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今週の御言葉 2020年3月1日 サムエル記第一23章1~29節

2020-03-02 19:29:30 | 今週の御言葉

【神に伺う者は守られる】

 ダビデは主に伺って言った。「行って、このペリシテ人たちを討つべきでしょうか。」主はダビデに言われた。「行け。ペリシテ人を討ち、ケイラを救え。」
                                                           サムエル記第一 23章2節

 神に伺いその御声に従う者を神は助けられる(Ⅰサム23・1~14)…「主は、全焼のささげ物やいけにえを、主の御声に聞き従うことほどに喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。」(Ⅰサム15・22)と預言者サムエルは罪を犯したサウル王に語っています。サウル王が神に伺っても神からの応答はありませんでした(Ⅰサム14・37、28・6)。しかしダビデに対しては、幾たびも迅速かつ具体的に答えておられます(Ⅰサム23・2~4、10~12)。この違いは、神の語りかけに対して素直に応じる心が有るか無いかによって生じたのです。神に祈るとき、その答えがたとえ自分の意に反するものでも従う心構えがあることを信仰と言います。
 と同時に、そこまで肚を据えて神に信頼する者を神は決して見捨てることなく、守って下さいます(Ⅰサム23・14)。

 友の励まし(Ⅰサム23・15~18)…ダビデとヨナタンの結びつきは友情を超えていました。それは、神への絶対的な信頼と服従という同じ信仰を持つ者であるがゆえに、お互いと自分自身を客観的に見ることができたからです。神の前に利己的な思いを手放したとき、神は幸いな出会いを備えてくださいます。

 神が仕切りの岩山となってくださる(Ⅰサム23・19~29)…ダビデの危機は続きます。ジフ人たちがサウルにダビデの居場所を密告したとき、神はペリシテ人を用いてダビデを護りました(Ⅰサム23・27)。神は生きておられます。そのことを信じる者は、実生活で神の護りと祝福を体験し、さらに信仰を深めるのです。

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